こんにちは!Rieです。
バックパッカー旅の悩みの1つ、「パジャマはどうしよう?」「寝るとき何着よう?」について、私の例をもとに書いていきます!
一応私は女ですが、男性でも女性でも同様に参考になるように書いているので、性別関係なくみなさんぜひ。
パジャマは持っていかない
まず、いわゆる「パジャマ」という服は持っていきません。
理由は2つ。
①少しでも荷物を減らしたいから
②人前でうろつくこともたくさんあるから
①に関しては、このトピックを悩んで調べている時点でおそらく感じていることだと思います。
パジャマがなくても寝ること自体にはあまり支障がないので、他の服で代用します。
また、バックパッカー旅をする人の多くは、ドミトリー部屋に泊まる機会も多々あると思います。
そのような宿ではいつでもどこでもほとんどの場所で人目に触れるので、日本人の性格からして「THE パジャマ」という見た目はやはり少しは気になってしまうものです。
寝るときに何を着る?
では睡眠時には何を着るかですが、私も含めバックパッカーの大半がリラックス着で寝ています。
上はTシャツで、下はストレッチパンツやアクティブパンツなど。
部屋着にもなり、外でアクティブに動くときにも使えるような服をパジャマとして着用しています。
もちろん寝心地にも特別影響はありません。
しっかりぐっすり寝ることができます。
旅に持っていくパジャマを考えるときは、パジャマとして以外にも用途がある服を選ぶといいです◎
家でも外でも着られるような服であれば、着替えの手間や持っていく服の数、洗濯物も減るので一石三鳥!
例えば、観光には行かず1日中宿でのんびり過ごす日には、起きた後は着替えずにそのままの格好で1日過ごしています。
そのまま宿内や近所をうろついても恥ずかしくない格好なので、起床後に着替える必要はなし!(衛生的に着替えたほうがいいのは百も承知なのですが。笑)
観光に行く日でも、Tシャツは観光用私服として持っていくものがほとんどだと思うので、そのまま着用。(次の日に来たいTシャツを前日のパジャマに使用)
ボトムスだけを希望のものに着替えればOK。
観光(街中や観賞系)に行く日
(前日)
入浴後リラックス着に着替える
↓
宿で過ごす
↓
寝る
↓
(当日)
起床
↓
ボトムスだけ観光用のものに着替える
↓
観光
観光(体を動かす系)に行く日
(前日)
入浴後リラックス着に着替える
↓
宿で過ごす
↓
寝る
↓
(当日)
起床
↓
そのままor必要な格好に着替える
↓
観光
1日宿でのんびりの日
(前日)
入浴後リラックス着に着替える
↓
宿で過ごす
↓
寝る
↓
(当日)
起床
↓
着替えなし
↓
宿でのんびり
お風呂上がりに着用したものがそのまま部屋着になり、パジャマになり、翌日の服にもなります。
服選びはいかに兼用できるか、いろんな場面で使えるかが大事◎
ボトムスは長ズボンがおすすめ
上がTシャツなのは分かったけど、下って具体的にどんなもの?という疑問。
アウトドア系のものがおすすめですが、正直色々選択肢があるため「これが正解」というものはありません。
ただ、1つこれだけは声を大にして言いたいのは、長ズボンを推奨しますということ。
暑い地域であってもなるべく長いものが好ましいです。
理由は冷えと虫刺され。
暑いところではエアコンが効いていることも多いので、冷えやすい方は長ズボンのほうがおすすめ。
効いていないところでは暑くて短パンで寝たいところなのですが、蚊がたくさんいたり宿の衛生環境によってはダニが大量発生していたり、その他の虫たちの影響も色々と考えられます。
そのため、できればどんな気温でも睡眠時には長ズボンの着用をおすすめします。
ただ、国や環境によっては短パンでも全然問題ありません◎
どちらかというと、この虫問題が長ズボンをおすすめする主な理由です。
しかし、結局Tシャツ(半袖)なら肌の露出してない?と思うかもしれませんが、脚の露出と腕の露出とではリスクと気分がだいぶ違います。
長袖長ズボンで寝られるに越したことはありませんが、なかなか荷物の容量の関係で持っていけるものにも限度がありますからね…
私もその服の使用場面や頻度、嵩張り具合を考えて、ロンTやパジャマとしても使えそうな長袖のものは持っていくことを控えました。
その代わり、衛生的に不安が強いお宿では防虫加工されたトラベルシーツの使用、マラリアなどの危険がある地域やシンプルに蚊が多い地域では虫除けクリームを塗って寝ています。
こちらのトラベルシーツは南京虫対策にも◎
場面別寝るときの格好例
私がパジャマとして使用する服たち
まず私がオールシーズン対応のバックパッカー旅に持っていく服がこちら。



この中で部屋着やパジャマとしても着用しているのは主に、Tシャツとジョガーパンツ、水陸両用短パン①、スポーツレギンスです。



これらの洋服たちを使用して、私の場合は以下のような服装で寝ています。
適温(涼しいorあたたかい)のとき
【Tシャツ+ジョガーパンツ】
これが基本スタイル。
半袖長ズボンです。
暑い(エアコンあり)&虫の心配があるとき
【Tシャツ+ジョガーパンツ】
虫の心配がある以上は長ズボンで寝ます。
エアコンありの場合はそこまで暑さを感じることはないので、長ズボンでも普通に寝られます。
暑い(エアコンなし)&虫の心配があるとき
【Tシャツ+スポーツレギンス+短パン】
虫刺され嫌だな、でも暑いからな、というときはこの格好で。
長ズボンではなくスポーツレギンスにすることで少しは暑さがマシになります。
レギンスはもちろんくるぶし丈のもので。
ただ、薄いものだと貫通して結局刺されるかもしれません。
暑い&虫の心配はあまりないとき
【Tシャツ+短パン】
エアコンの有無に関わらず、半袖短パンで寝ています。
先進国の衛生的な宿でこのスタイルになることが多いです。
寒いとき(エアコンあり)
【Tシャツ+ヒートテック+ジョガーパンツ(+ウルトラライトダウン)】
基本的にはエアコンをつけて布団にくるまれば、Tシャツと長ズボンにヒートテックをプラスするだけで大丈夫。
それでも少し寒いときには、ウルトラライトダウンを引っ張り出してきて上半身にかけて寝ています。(布団の下)
なるべく汗をつけたくないのと、睡眠中暑くなったときが大変なので、ダウンは着ずにかけるスタイルにしています。
寒いとき(エアコンなし)
主に寒い地域でのテント泊や車中泊をするときがこれにあたります。
ベースはTシャツとジョガーパンツですが、ここまで寒くなるとリラックスは二の次で、着られるものは着るという感じです。笑
Tシャツの下にヒートテックを1枚ないし2枚、Tシャツの上にシャツやダウン、マウンテンパーカーを寒さに応じて着ます。
そしてジョガーパンツの下にはスポーツレギンスを。
あったか靴下も履きます。
持っている服たちをとにかく重ね着!
この服装をした上で、快適使用温度5℃の寝袋にくるまって寝ています。
色々と着込みますが、特別おしゃれ着やフォーマル着というわけでもないため、特に窮屈に感じたり寝心地が悪いと感じたりすることはありません。
洗い替えはどうしてる?
私はパジャマのための洗い替えは持っていきません。(洗濯頻度:Tシャツは毎日、ボトムスは基本数日に一度)
パジャマで着ている服以外にも服は何セットかあるはずなので、洗濯中はそれらを着ておけば問題なし。
特にTシャツはもともと複数枚持っていくと思うので、毎日新しいものを着ても全然足ります。
枚数を持っていかないボトムスに関しても、朝に洗濯すると大抵夜には乾いているので、1つのものを毎日連続して履くことは可能です。
夜間に洗濯する場合にはそうはいきませんが、私の例で言うと、基本のパジャマはジョガーパンツですが、ジョガーパンツを洗濯しているときはスポーツレギンスを履くなどしています。
同じような服はなくても代わりになるような服はあるので、そのように対応しています。
洗い替えがなくてもなんとかなります◎
ただ、持っていく服全体を通してパジャマとして使えそうな服が1つしかない場合、それはパジャマ専用として観光時には使用しないか、もしくは他にもパジャマになりそうな服を持っていくかしたほうがいいかなと思います。

この人の場合はジョガーパンツと水陸両用パンツ、スポーツレギンスの3つがパジャマで使える服としてカウントされているにゃ
どんな商品がいい?
長ズボン
長ズボンは色んなシーズンに対応できるよう、厚すぎず薄すぎずなものを選びましょう。
サイズ感もピッタリしすぎずダボっとしすぎずのものが◎
薄くて軽量で速乾性のある素材のものを選ぶのはもちろん、できるだけ部屋着っぽい見た目よりも、アウトドア系の見た目をしているもののほうが外でも着やすくておすすめです。
パジャマとしてはもちろん、ハイキングなどに行くときにも肌を守れる長ズボンが活躍します。
短パン
短パンは薄くてテロっとしているものや水陸両用のものが楽ちんかつ動きやすく、速乾性もあるのでおすすめ。
ラフな格好で観光するときやアクティブに体を動かすときにも使えます。
この手の商品は色んなブランドから発売されているため、自分の好きなものを探してみてください。
リーズナブルなものでもしっかりしたアウトドアブランドのものでもOKです。
私は色が自分好みで形も良かったFranklin Climbingのものにしました。
水陸両用で嵩張らずに速乾、履いていてとっても楽ちんです。
他のおすすめ商品はパタゴニアのバギーズショーツ。
こちらは水陸両用ショーツとして旅人にとてもメジャーな商品で、ブランドの中でもロングセラーの人気商品です。
メンズとレディースがあり、サイズやカラー展開も豊富なので、自分に合うものを見つけやすいです。
メンズの場合は中にインナーショーツが付いており、下着のパンツ不要でこれ1枚で海パンとしても使える優れもの。
男性に特におすすめしたい商品です。
レギンス
こちらも厚すぎず薄すぎずのものがちょうどよく使い勝手がいいです。
おしゃれレギンスでも問題ありませんが、スポーツレギンスのほうが速乾性や汗をかいたときの快適さが優れているので、できればスポーツレギンスを選べるといいでしょう。
海やアウトドアの場面でも履けますよ。
嵩張らないので、パジャマの洗い替えが欲しい方は、長ズボンとレギンスを1枚ずつ持っておくのもおすすめ。
防虫効果のあるものだと最高です。
おわりに
バックパッカーのパジャマ問題、少しは答えが見えてきたでしょうか?
私は現在のところ自分なりのベストだと思う上記のようなスタイルをとっていますが、これが正解というわけでも間違いというわけでも決してありません。
ただ、私自身服装や持ち物にはたくさん悩んで色んな商品を物色したバックパッカーの端くれとして、これを1つの参考にしてくれたら嬉しいです。
バックパッカー旅は何かと我慢をしなければならないことも多いですが、できる限りの情報を吸収して少しでも快適な旅に近づけていきましょう!
世界一周旅行時に持っていった服全体についてもまた詳しく書いているので、気になる方はぜひ。
こちらは女子向け


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