南オーストラリアにもディンゴに遭遇しやすい場所があった【オーストラリア・野生動物】

野生のディンゴに遭遇!生息多数エリアが南オーストラリアにあった

こんにちは!Rieです。

ディンゴに会える場所として有名なのが、クイーンズランド州にあるフレーザー島(K’gari)。

他の場所はなかなか聞きません。

しかし、南オーストラリアにもまた、野生のディンゴに会えるかもしれない場所がありました。

ディンゴは野犬です。

性格も非常に野生的で危険なので、決して安易に近づかないようにしましょう。

目次

道端でディンゴに遭遇

南オーストラリア州から西オーストラリア州へと向かうドライブ中、ふと道端の草むらからひょこっと動物っぽいものが一瞬視界に入ったような…

確証は持てませんでしたが、動物大好きな私は「何か茶色いふわふわしたものがいた気がする」と、運転していた夫に引き返してもらいました。

するとそこにはなんと。

道端にいたディンゴ

ディンゴ!

てっきりカンガルーとかその類だと思っていたら、まさかのディンゴ。

なかなか会えないディンゴ。

嬉しい!

2人して大興奮。

どうやら狩りの最中らしく、何かを必死に捕まえようとしていました。

草むらに何度も突っ込んだり、飛び乗ったり、両前足を揃えて思いっきり踏んだり。

なんだか猫ちゃんを見ているようで、これがとてつもなくかわいかったです。

獰猛な性格とは到底思えないほど。

草むらを執拗に踏みつけるディンゴ

そして、狩りも無事に成功。

最終的には獲物が走って逃げ出し、それをディンゴも走って追いかけて捕獲成功となりました。

右に走ったと思えばすぐ左に、かと思えばまた右に。

人間には追えないほど細かな切り返しと動きで、これもまた猫ちゃんでした。笑

捕らえた瞬間「チュウ!」と鳴いていたので、てっきりネズミさんかなと思っていたのですが、後で撮った動画を見返してみるとウサギさんでした。

ウサギを咥えたディンゴ
これウサギだよね?

捕まえられた子を思うと複雑ですが、「ディンゴちゃんこんな陰もないところで暑い中ご飯探し大変だな」「一生懸命生きていてすごいな」と感じる出会いでした。

ウサギを食べ終えたディンゴ
美味しくいただきました
カメラ目線のディンゴ
カメラ目線もいただきました

Nullarbor Roadhouse付近で見られるかも

私たちがこのディンゴに出会った10kmほど先にはNullarbor Roadhouseというロードハウスがあり、そこではお店のマークとしてディンゴが使用されていました。

きいろ

ロードハウスはサービスエリアのようなものにゃ

店内で売られているお土産にもディンゴがたくさん描かれており、何の事前情報がなくとも、この近辺ではディンゴがたくさんいるのかな?と見て取れる場所です。

ディンゴに関する注意書きが表示されていたり、実際にこのロードハウスにてディンゴを目撃している口コミが多数上がっていたり、ディンゴとの遭遇機会が他のエリアよりも確実に多いことは明らか。

ここにあった看板曰く、Nullarborにはたくさん生息しているようなので、もしかしたらこのロードハウスや近辺で出会えるかもしれません。

ディンゴは意図して会える動物ではない

ディンゴはオーストラリア全域に広く生息していますが、カンガルーのようにその辺に大量にいるというわけでも、コアラのようにこの公園にいるよというスポットがあるわけでもありません。

そのため、基本的には「偶然に出会う」ことが野生の彼らに会える唯一の方法。

しかし、そんな中でも遭遇の可能性を高めたいという人におすすめなのがここNullarborです。

なかなか短期旅行では行かないような場所ですが、オーストラリアマニアの人、動物マニアの人、近くに行く予定の人はついでにキョロキョロ探してみてはいかがでしょうか。

また、ディンゴは夜行性の動物なので、昼間よりも夕方から早朝にかけてのほうが見られる確率が高いです。

Nullarbor Roadhouseでは宿泊もできるため、ここで1泊過ごすとより確率を上げられると思います。

注意点

近づかない

見た目は普通の犬のようですが、ディンゴは獰猛な野生動物です。

危ないので、見つけても決して近づかないようにしてください。

私の知り合いの人も自転車で走行中にディンゴに遭遇、その後長時間にわたって執拗に追いかけられたそうです。(最終的には無事に逃げ切りました)

十分に注意を!

ぶるぶるするディンゴ
まじで仕草はただのわんちゃん

エサを与えない

エサをあげることも御法度。

彼らの体調不良を引き起こしてしまう可能性があるほか、自身が襲われる可能性もあります。

昨今の熊問題のように、その味や人からもらうことを覚えた動物は、また人間に近づき同じことを繰り返します。

自分自身では済まず、他の人をも危険に巻き込んでしまう恐れがあるため、絶対にエサは与えてはいけません。

捕まえた獲物を食べているディンゴ
自分で狩りできるよ

安全確保を第一に

ディンゴに会えた場合、嬉しいという感情が最初に出る方も多いかと思いますが(私も然り。笑)、観察や撮影等をする前にまずは自身の安全の確保を第一に考えましょう。

今回の私たちの場合も、終始車の中から撮影しています。

こちらを見てくるディンゴ
なんかあの人たちずっと見てくるんだけど

おわりに

オーストラリア一周中に出会った野生のディンゴは4頭ほど。

そのうち昼間に会えてゆっくり見られたのはこの1頭だけでした。

もう一周旅も終盤に差し掛かっていたので、この子に出会えてめっちゃ嬉しかった!

きいろ

ちなみに他は、エクスマウス(Exmouth)付近で夜間に2頭、バングル・バングル(The Bungle Bungle)付近で昼間に1頭見かけたにゃ

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この記事を書いた人

動物をこよなく愛するアラサー女子

大学卒業後、夢だったオーストラリアワーホリへ
海外に行ってみたり大好きな日本でのんびり暮らしたり
現在は夫と世界のどこかでふらふら生きてます

自分の心地いいを大切に、
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