旧ソ連の名残がある町バレンツブルクに上陸!野生動物や氷河も。

辺境の町と氷河と野生動物と!スヴァールバル諸島1日ツアー

こんにちは!Rieです。

野生のホッキョクグマに会うべく、スヴァールバル諸島でボートツアーに参加したものの、あえなく撃沈。

そのときの様子はこちら。

諦めるべきかもう一度挑むべきか、とても悩みました。

なんせツアー代がお高いので…

結果、せっかくここまで来てこのままあっさり帰るのはもったいない!と、もう一度だけチャレンジすることに。

果たしてクマさんリベンジなるか!

目次

ツアー詳細

今回はまた別の会社を利用。

Henningsen Transport & Guidingの、バレンツブルク(Barentsburg)という町とエスマーク氷河(Esmark Glacier)とを訪れるツアーに参加しました。

料金は1人NOK2438(2024年時点)で、約10時間の1日ツアーです。

ツアーの様子

船は大きくて快適

お迎えは朝の8:30頃。

空港にお願いしました。

指定の場所で待っていると、ホッキョクグマデザインの大きいバスがやってきた!

送迎バス

実はこのバス、前日の半日ボートツアー参加時に見かけており、「何このかわいいバス!いいな〜このバスに乗りたいな〜」と思っていたバスだったので、これがやってきたときにはめっちゃテンション上がりました。

ここの会社のバスだったのですね。

乗ることができて嬉しいです。

場所的に私たちが一番最初で、その後他の参加者たちも順番にピックアップしていったのですが、我々の次に乗ってきた男性1人、そしてまたその次のご夫婦もなんと前日のツアーで一緒だった方々。

みんなお互いに覚えており、みんなお互いにびっくりしていました。笑

もしかしたら参加者が昨日とほぼ同じだったりして、なんて少し思ってしまった。笑

もちろんそんなことはなく、その後は初めましての方々をたくさんピックアップし、港にて船に乗り換えます。

ツアーで乗る船

今回のは想像よりもはるかに大きな船でした。

てっきり前日のような小型の船かと思っていたので、しっかりがっしりした船の登場にびっくり。

おかげで室内の暖かさもいい感じ。

とても快適です。

1日ツアーのため、このような立派な船に乗れるのはありがたいです。

船内の様子
船内の様子

参加者の人数も、この船や送迎バスの規模通り多かったです。

船内での座席は決まっており、スタッフさんが一人ひとり名前を呼んで教えてくれます。

だいたいが4人掛けのテーブル席になっており、多くの人が知らない人たちと相席のようです。

そんな中、我々は一番後ろにある2人掛けの席でした。

私たちが座った席

相席はちょっとなあ…と思っていたので、まさかの数少ない2人席を引き当てて心の中でめっちゃガッツポーズ。笑

自分たちだけの空間でマイペースに過ごせて快適でした。

まずは氷河に向けて出発

ツアー自体は9:00開始です。

時間通り出発し、雪を被った山々などの美しい景色を横目に走ります。

周囲の景色①
周囲の景色②

周囲を飛んでいる鳥さんたちもたくさん!

ミツユビカモメ
ミツユビカモメ
フルマカモメ
フルマカモメ
ハジロウミバト
ハジロウミバト
ヒメウミスズメたち
ヒメウミスズメたち

走行中はあたたかい室内で過ごすもよし、デッキに出て外を満喫するもよし、です。

景色や動物、気分などに合わせて外に出たり中に入ったり自由度が高く、大きな船で揺れも少ないので、クルーズを優雅に満喫することができます。

船のデッキ

ただ、やはり寒いので、ずっと外にいるのはなかなかに辛い。笑

外で思いっきり自然を感じたり写真を撮ったりしたいという気持ちと、中でぬくぬくしたい気持ちとの葛藤です。

いつまでこの寒さを我慢しようか、なんてことを考えながら外で過ごしていると、スタッフさんの1人が外で火を起こし始めた!

おぉ!そんな我々のために外でも暖を取れるようにしてくれるのね〜

なんて思っていたのも束の間、ソーセージを焼き始めました。

全然違った。笑

デッキでの焚き火

そんな焚き火の一件があってから間もなく、氷河ポイントに到着!

特に目立ったことは起こらなかったのでなかなかに割愛していますが、この時点で出発からおよそ3時間です。

曇り空かつ白くモヤっとしていて少し見えにくかったですが、間違いなく立派な氷河でした。

エスマーク氷河
エスマーク氷河のアップ

地の果て感がすごいです。

壮大で美しくもあり、少し恐ろしさも感じるような光景でした。

また、氷河の手前には定着氷があり、船はそのギリギリまで迫ってくれたので、そんな日頃できない体験にワクワクすると同時に、氷を間近でじっくり観察することもできました。

海との境目が美しい。

定着氷と海の境目
定着氷と船の距離感
寸止めってすごい技術がいりそう

残念ながらここでクマさんは見つけることはできませんでしたが、十分に貴重な体験です。

定着氷が割れて細かくなった様子
四角く割れた氷も絵になる
氷河周辺の景色

そして、氷河を見た後はランチタイム!

ビュッフェ形式で、いくつか用意されている料理を自分の好きな分だけ取ります。

昼食ビュッフェ
焚き火で焼いていたソーセージ発見
私が取った料理たち

米やパンに野菜、お肉にお魚もあり、なかなか充実したメニューでした。

味も美味しく、お腹も心もしっかりと満たされました。

バレンツク散策

ご飯を食べ終わって1時間ぐらいすると、ついにバレンツブルクの町に到着!

ソ連の国旗
建物とソ連の国旗

さっそく旧ソ連の国旗がお目見え。

そのお国イメージからか、こちらもまた非日常の新鮮な気持ちとともに、なんだか少しばかりおどろおどろしさも感じる佇まいでした。

現在スヴァールバル諸島はノルウェー領ですが、ここバレンツブルクには引き続きロシア人がたくさん住んでいるそう。

町にもしっかりソ連の名残があります。

そして、町に上陸すると、バスに乗る人たちと徒歩で移動する人たちとで分かれました。

いまいち説明がなかったので(おそらく)、どういう違いか自分たちはどうすべきか分かりませんでしたが、我々はなんとなーく徒歩にしました。笑

移動バス
港から街へと続く階段①
徒歩組は階段を上っていきます
港から街へと続く階段②

階段を上った先では現地のロシア人ガイドたちがお迎えしてくれ、何人かのグループに分かれて街中を案内してくれました。

これが約30分。

そしてその後は、1時間ほど自由行動です。

合計約1時間半ほど、バレンツブルクの町を色々と見てまわりました。

バレンツブルクの様子①
バレンツブルクの様子②
バレンツブルクの様子③
バレンツブルクの様子④
バレンツブルクの様子⑤
バレンツブルクの様子⑥
バレンツブルクの様子⑦
バレンツブルクの様子⑧
バレンツブルクの様子⑨
バレンツブルクの様子⑩
バレンツブルクのお土産ショップ
お土産屋さんもあります
お土産ショップの中にあったディスプレイ
お土産屋さんの中にあったかわいいディスプレイ

いたるところにロシア語があるのが不思議な感覚。

馴染みのない言葉すぎて、それを見るだけでも十分な観光です。

異国を旅しているんだなあと感じさせてくれます。

なんて書いてあるのかは全く分からないけども。笑

それと同じく、いたるところにホッキョクグマのマークがあるのが動物好きには最高。

建物にも車にもたくさんのクマたちがおり、いちいち癒やされます。

ホッキョクグマのマークが付いている建物
ホッキョクグマの絵が描かれている建物
ホッキョクグマのマークが付いている車
ドアのところにいます
ホッキョクグマのマークが付いている戦車
戦車にもいました
ホッキョクグマの絵が描かれているゴミ箱
さらにはゴミ箱にまで

そして、我々がこの町に来たかった一番の理由。

それがホッキョクギツネ!

ホッキョクグマと同様、スヴァールバル諸島でぜひとも会いたかった動物です。

実は、この前の年にバレンツブルクの街中に彼らが巣を構えていたという情報を入手したのです。

その詳細な場所もバッチリ特定。

ただ、もちろんあくまでも前の年の話。

今年もいるかは分かりません。

調べても最新の情報は出てきませんでした。

しかし、近くにいる可能性も十分にあるのでは!と、思い切ってここバレンツブルクへの訪問を決めました。

調べた限りでは、ホッキョクグマとホッキョクギツネはそのツアーの特性上、基本的に1つのツアーで両方は見られないようでしたが、ホッキョクギツネちゃんのこのようなイレギュラーな状況によって、2種類が一度に見られるかもしれない可能性を含んだのがこのツアーでした。(個人的判断)

ということで、自由時間になり次第、その場所へと直行。

ホッキョクギツネが過去に巣を構えていた場所
ホッキョクギツネが過去に巣を構えていた場所

したものの、何もいない…

何の気配もない…

どうやら今年はいないみたいです…

周辺をくまなく捜索しましたが、ホッキョクギツネちゃんは全く見られませんでした。

ホッキョクギツネチャンス、あっけなく終了。

悲しみ。

代わりにこの町で見つけた動物は、トナカイさんとカモメさん、そして小さな白い鳥さんでした。

草を食べるトナカイ
坂を登るトナカイ
巣の上に座っているカモメ
すごいところにポツンと巣作ってた
像の上に立つカモメ
怒られそう。笑
ユキホオジロ
ユキホオジロ?シマエナガにも負けず劣らずなかわいさ

観光用かいつもの交通手段か、犬ぞりをやっているところも見られ、極寒の地ならではの光景にワクワクもしました。

私もいつかやってみたい。

犬ぞり

そんなこんなしている間にあっという間に出港時間。

再び港へと下りていきます。

海方面には雪を被った山々たちが連なっているので、それらを眺めながら最後まで楽しく歩くことができました。

本当にきれいな景色です。

町から見える海側の景色
山々をバックに記念撮影
我々が乗っている船と雪を被った山々

船に乗り込み、いよいよ出発のとき。

もう二度と来ないかもしれない町。

ギリギリまでしかと目に焼き付けて、お別れをしました。

船から見たバレンツブルクの町
船から見た景色
バレンツブルクのとある景色

最後に現れたのはあの子

エスマーク氷河を見て、バレンツブルクの町を散策して、後はもう元の町に帰るだけです。

ホッキョクグマやホッキョクギツネはもちろん、今のところクジラやアザラシなど海の動物たちも特に見られていません。

室内から外の景色を眺める私
しみじみと室内から景色を眺める私

室内でぬくぬくしつつ、我々はことごとく動物運がないのだな…と思っていると、「何かがいる」とざわつき始めるデッキにいる人々。

急いで向かうと、そこにいたのは…

海を泳ぐセイウチ①

セイウチ!

立派な牙が見えます。

船もしばらく停止して、しっかりとその姿を見せてくれました。

おかげで30分近くこのセイウチさんを観察することができました。

初野生セイウチ!

嬉しい!

海を泳ぐセイウチ②

この時点でもう18:00頃と、ツアーの終了まであと1時間ほどだったので、セイウチさんとお別れをした後もこのままお外で動物チャンスを伺うことに。

最後まで諦めない…!

もっといろんな子に会いたい!

安定の絶景を見つつ、安定の鳥さんを見つつ、クルーズを楽しみました。

ハシブトウミガラス御一行
ハシブトウミガラス御一行
海に浮かぶハシブトウミガラス
海に浮いているのもかわいい
群れているカモメ
群れているカモメたちもいた
ホンケワタガモのつがい
ホンケワタガモのつがい
帰り道の絶景
絶景を楽しんでいる様子

しかし、そんな気持ちとは裏腹に、次第に街が見えてきました。

もう間もなく到着しそう。

そんなツアーの終了が頭をよぎったところで、とある物体を発見。

陸にいるセイウチ

またもセイウチさんです。笑

こんな近くにいたなんて。笑

まさかの2度目の登場。

最後にセイウチさんが畳み掛けてきました。

結果ホッキョクグマには会えませんでしたが、こうしてまだ出会ったことない動物さんに出会えてとても嬉しかったです。

ありがとうセイウチさん。

ぐでんと横になるセイウチ
ぐでーん
こちらを振り返るセイウチ
何か用か?

第2セイウチに出会ってから30分ほどでロングイェールビーンの港に無事帰還。

またかわいいホッキョクグマデザインのバスに乗り、泊まっていたキャンプ場まで戻りました。

おわりに

前日と合わせて2つのツアー代だけで1人7万が吹っ飛び、ホッキョクグマにもホッキョクギツネにも会えなかったという一番悲しい結末でした。笑

クマさんとキツネさんのどちらも!と欲張らず、大人しくどちらかに狙いを定めたほうが良かったかもしれません。

しかし、これも全て結果論。

野生動物観察にはこんな厳しいこともしばしばあります。

割いた時間とお金がいつもより少々多めに痛かっただけで…笑

そんな中、セイウチさんがいてくれたのがせめてもの救いでした。

海にいる子と陸にいる子と両方見られたのも最高!

バレンツブルクの町も、私たちにはとっても新鮮で楽しい散策でした。

今度スヴァールバル諸島に行くときには、もっと十分な時間と潤沢な資金を用意して挑みたいなと思った旅でした。

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この記事を書いた人

動物をこよなく愛するアラサー女子

大学卒業後、夢だったオーストラリアワーホリへ
海外に行ってみたり大好きな日本でのんびり暮らしたり
現在は夫と世界のどこかでふらふら生きてます

自分の心地いいを大切に、
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