テーブルマウンテンにはケープハイラックスがたくさん!【南アフリカ・野生動物・絶景】

かわいい動物も生息!テーブルマウンテン

こんにちは!Rieです。

突然ですが、イワダヌキ(ハイラックス)という動物を知っていますか?

ゾウやライオンのようなメジャーな動物ではないため、日本での知名度はあまり高くないかもしれません。

私も南アフリカを訪れる際に初めて知りました。(どこかの動物園では見たことがあったのかもしれませんが…)

元々行く予定だったテーブルマウンテンにいるということで、会えたらいいなと思いつつ向かうと、そこにはたくさんのハイラックスちゃんたちが生活していました。

目次

ケープハイラックス

ケープハイラックス

アフリカ大陸やアラビア半島に生息している彼ら。

名前の通り南アフリカのケープ地方でもたくさん暮らしており、現地ではダッシー(dassie)と呼ばれています。

まあるいフォルムにくりくりとしたおめめ、ちょっと微笑んでいるような口元、短い手足。

かわいいを凝縮したような見た目をしています。

生態などその辺の詳しいことは、ただただ動物がかわいくて大好きなだけの人間には分からないので、笑

もしそれらを知りたい方は、その辺のことも詳しく書いてくれているサイトを見てみてください!

テーブルマウンテンで主に見られる場所

ハイラックスちゃんたちは頂上のロープウェイを降りて右奥に進んだあたりで見かけました。

ちょうど飲食店があるあたりです。

景色も抜群のため、たくさんの観光客が留まっています。

ダッシーがいる側の風景

このような絶景が望める場所で、そばの岩場を見てみると…

岩場に潜むダッシー

いた!!!

本当にいた!

これが噂のダッシー。

かわいい。

かわいすぎる。

全然動かないので置き物のようでした。笑

普段動物さんを撮るときは「動かないでー!」「もう行っちゃうのー」「あー今のかわいい瞬間撮れなかった…!」ということばかりですが、今回ばかりはむしろ「君そろそろ動かない?」と思ってしまいました。笑

やっと動いたと思ったらまた日向ぼっこ。

かわいいかよ。

第一ダッシー発見
一応ダッシーの真似です。笑

最初は数匹でしたが、だんだんと外に出てくる子が増えて、最終的にはたくさんのダッシーを見ることができました。

特にベンチやゴミ箱があるあたりは距離もとても近かったので、簡単に気軽にみることができるかなと思います。

ダッシーとの距離感はこんな感じ
少し見えにくいですが、このような距離感です

Google先生に聞いてみると、一応「活動時間は朝や夕方の涼しい時間帯」とのことですが、このときはバリバリに日中でした。

13時台や14時台です。

訪問したのが6月で冬の時期だったので、昼間でも活動しやすかったのかな?

しかし、口コミなどを見ていてもたくさんの人が会っているので、わざわざベストな時間帯を狙って行くということはしなくてもいいかもしれません。(さすがに暑すぎると出てこないかもしれませんが…)

昼行性の子たちなので会いやすいはずです◎

ちなみに、時間帯が悪かったのかそもそもいないのか、反対側の岩場(ロープーウェイを降りて左側)では今回1匹も見つけることができませんでした。

また、頂上の平地(私たちが過ごしている部分)でも見られず、この岩の壁(上の写真参照)を超えた先、険しい岩場の部分に生息している感じでした。

仲良しなダッシー
仲良し
だらんと伸びているダッシー
前脚伸ばしてくてんとしてるのかわいい
伸びた状態でカメラ目線のダッシー
なんか人間の赤ちゃんの格好みたい。笑
鼻ちゅんするダッシー
鼻ちゅん
2匹で一直線になっているダッシー
一直線ダッシー
絶景を望むダッシー
絶景を望むダッシー
重なって眠っているダッシー
下の子重くないの?
リラックスしているダッシー
すっかりリラックスされてるようで
高所の岩場で暮らすダッシー
そんなところにいたら人間には怖そうだよ…
数匹が団子のように固まっているダッシー
ダッシー団子
牙を剥いたダッシー
意外と恐ろしそうな歯をお持ちで。笑
草を食べるダッシー
お食事中
脚を上げて毛づくろいをするダッシー
ロックワラビーと足の裏の感じが似ている気がする
彼方を向いて黄昏れているようなダッシー
黄昏ダッシー
雑誌の表紙みたいなダッシー
モデルさんの表情
岩場にちょこんといるダッシー
2匹くっつくダッシー

ロープウェイについて

テーブルマウンテンにはロープウェイもしくは徒歩でも登ることができます。

しかし、なかなかにハードな道のりのため、ロープウェイを利用する人が大半です。

体力に自信のない方、時間をお金で買いたい方はロープウェイの利用が吉。

なにがなんでも節約したい方、登山を楽しみたい方は歩きでも全然OKだと思います◎

料金(2025年6月時点)

料金はオンライン購入か現地のチケット売り場での購入か、往復か片道か、さらに時間帯によっても変わってきます。

一覧は以下の通り。

オンライン

往復片道
ファストトラックR995R650
大人(終日)R430R280
子ども(終日)R215R150
大人(午後)R370R280
子ども(午後)R185R150

チケット売り場

往復片道
ファストトラックR995R650
大人(終日)R490R280
子ども(終日)R245R150
大人(午後)R420R280
子ども(午後)R210R150

※子どもは4〜17歳、通貨の単位は南アフリカランドR(現在R1=およそ8円)

一番お得なのはオンラインにて午後の往復チケットを購入する方法。

午後用チケットは13時以降から乗ることができます。

本格的にハイキングしたい、一日中上でのんびり過ごしたいなどがなければ、午後からの半日だけでも十分に楽しめると思います◎

また、ファストチケットという選択肢もあり、これを購入すると、列に並ばずロープウェイに乗ることができます。

少し(いや、だいぶか)お高いですが、並ぶのがしんどい方や暑い日なんかは利用するのも手だと思います。

あくまでも個人的にはここまでの値段を払って買うのはあまり気が進みませんが…

ちなみに、私が訪れたときは6月末のお昼前くらいに乗って(地上→テーブルマウンテン)、全然並んでいませんでした。

次のロープウェイが来るまでの間だけ待ちました。

時期や時間帯によってはかなり並ぶ可能性もあるので、事前にしっかり計画して行った方がいいかもしれませんね!

きいろ

チケットはここから買えるにゃ

乗り方

ロープウェイ乗り場周辺の様子

ロープウェイ乗り場はこのようなお店が並んでいるところにあります。

乗り場の看板が出ているので、それに従って進んでください。

そもそものここまでの行き方は、私の場合は市内から路線バスで山の麓にある駐車場まで行き、その後ここまで出ている無料のシャトルバスに乗って来ました。

特に問題や戸惑ったことはありませんでしたが、シャトルバスは結構待ちました…

乗る人もそこそこいるため、一発で行けない可能性もありそうです。

路線バスの乗り方や番号など行き方を詳しく書いてくれている記事もあるので、この方法で行きたい方はその方たちのブログを読んでみてください。

私も先人たちの情報に散々お世話になりました…!(深々)

他の行き方としてはライドシェアタクシーを利用したり、観光地でよく見るHop on Hop offバスなんかもあるようです。

で、ロープウェイですが、乗り場まで繋がる通路は待ちが発生することもあるからか結構長いです。

まあまあ歩きますし、階段もありました。

通路も細いですが、行く人と帰ってきた人とでは道が分かれているため、その類の混雑はなくスムーズに歩くことができます◎

途中でお土産屋さんもありますが、動線を見ていると基本的には帰り(頂上から下りてきた後)に立ち寄るお店っぽかったです。

しかし、全然行きの道からも入れるので、気になる方はぜひのぞいてみてください。

ただ、お店を出た後は、帰り側の道に出てしまって逆走…なんてことにならないように注意です。笑

乗り場の写真は撮っていないのですが、着くと目の前にロープウェイが見えます。

ロープウェイ

次の便のロープウェイに乗る人だけさらに中の枠内に案内されて待ちます。

そして、ロープウェイが下りてきて乗っていた人が降りたら、扉が開くので乗り込みます。

景色がよく見えるためもちろん窓際(円の外側)がおすすめですが、実はこのロープウェイは回転するので、場所は右でも左でもどこでも平等に全体の景色を見ることができます。

私は序盤に乗り込めたので自分で「ここ!」って思うポイントを取ることができたのですが、いざ出発すると回り始めたので拍子抜けしました。笑

ロープウェイからの景色①
素敵な景色を見ながら上ります
ロープウェイからの景色②
窓ガラスはあまりきれいではありません。笑

5分もかからないくらいであっという間に到着。

短時間のため回転もちょうど一周のみでした。

非常にあっさりと終了した数千円の旅でした。笑

本当に一瞬だった。

テーブルマウンテンが絶景すぎる

頂上のエリアは一通り歩いて、ケープハイラックス以外にももちろん、テーブルマウンテンでの景色をしっかりとその目に焼き付けてきました。

頂上からの景色(北側)
頂上の様子
頂上からの景色(南側)
ダッシーたちと絶景

美しくてかわいい鳥さんにも出会えました。

南アフリカの固有種らしいです。

オナガタイヨウチョウの雌
オナガゴシキタイヨウチョウ(雌)
オナガゴシキタイヨウチョウの雄
オナガゴシキタイヨウチョウ(雄)
花の蜜を吸うオナガゴシキタイヨウチョウ
めっちゃ蜜吸ってた

そして帰りはロープウェイではなく徒歩を選択。

足場の悪い急な階段がひたすら続くような道のりでしたが、その景色は絶景!

節約のために徒歩を選びましたが、あえて徒歩を選ぶ価値もあるのでは!?と思うような景色に魅了されながら一生懸命歩き続けました。

トレイルコース頂上付近からの景色
序盤:岩壁の間から見る絶景
トレイル中盤の景色
中盤:開けるとさらにきれい!
トレイル終盤の景色
終盤:元々(ロープウェイ乗り場)が町よりも高いので最後までいい景色
絶景の中ウキウキに歩いている私
トレイルの途中で見上げた頂上付近
だんだん遠くなっていく頂上を見ては寂しくなってた
その辺にたくさん生えている植物
植物も日本では見ないようなものがたくさん
トレイルコースの分岐案内看板
分岐点には看板もあります

途中で分岐を間違えて一瞬迷ったりもしつつ、笑

無事に下りきりました。

その後もロープウェイ乗り場まではまだ1.5kmほど道路を歩かなければなりません。(下り終えたら左に向かって歩いてください)

山頂から地上のロープウェイ乗り場まで戻ってくるのにトータルでだいたい2時間くらいかかりました。

達成感はめっちゃあります!笑

道中もたまにしか人とすれ違わなかったので、十分に自然を感じながら、快適に自分たちのペースで下りることができました。

最後の道路ウォーキングではマングースちゃんに出会ったりもして。

道中で出会ったマングース

何マングースでしょうか。

一瞬で目の前を走り去っていったのでよく見られなかったし、そもそも種類が多くて分からない。笑

なんて子か分かる方いたら教えてください…!

オナガミツスイ
シャトルバス乗り場でオナガミツスイも発見

景色も抜群だし思わぬかわいい子にも出会えたし、徒歩下り、意外とおすすめしたいくらいに良かったかもしれません。

ただ、行き(上り)はまじで過酷だと思います。笑

地上に近いところは平坦な部分も結構ありましたが、後半(頂上側)は急な岩の階段をひたすら登る感じです。

下りの人間ですら、これが永遠と続くのではないかと感じてました。笑

岩の階段の様子
こんな感じ

すれ違う人みんな、体力ありそうな人たちも盛大に息を切らしていました。

また、ロープウェイ乗り場からこのトレイルの入り口までの道は、歩いていると本当に合っているのか辿り着けるのか心配になるくらいの長さですが、一本道をそのまま歩いていけば間違いなく到着します!

車通りも全然多くないので安心です◎

トレイルの入り口
これがトレイルの入り口です

だいぶ話が逸れてしまいましたが、テーブルマウンテンは頂上でもその道中でも絶景が溢れていました。

すっかり観光地化してしまった場所はあまり好きではないのですが、そんなことも感じないほどに素敵すぎるところで、動物抜きでも行くべき場所だなと感じました。

お隣ライオンズヘッドもまた同様。

こちらは特に動物を見たというわけではないので、記事を書くとしてもまた後回しになりそうですが、美しい景色が広がっていて、心から来てよかったと思えた場所でした。

どちらもおすすめ!

注意点

ケーブルカー乗り場の看板

野生動物お決まりの注意事項「触らない・近づきすぎない・エサをあげない・静かに見守る」以外にも、公式にアナウンスされている注意事項がいくつかあります。

美しい自然やかわいい動物たちを傷つけないように、ルールやマナーを守って楽しんでください!

自然のもの(植物や岩など)に手を出さない

指定されたコース以外を歩かない

ハイラックスにエサを与えない

ポイ捨て、タバコ、ドローン禁止

また、頂上には基本的に日差しを遮る屋根などはないので、日焼け止めを塗ったり帽子を被ったり、ご自身でしっかり日焼けや熱中症の対策をしてくださいね。

水分補給も忘れずに!

おわりに

「ケープハイラックスってどこで見られるんだろう?」「野生の子に会ってみたい」という方、テーブルマウンテンに来ればきっとかわいい子にたくさん出会えますよ。

動物目当てでも、絶景目当てでも、もちろん両方でも、きっと素敵な思い出に残るスポットになると思います。

ダッシーと見つめ合う私
ダッシーと見つめ合ってる。笑
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この記事を書いた人

動物をこよなく愛するアラサー女子

大学卒業後、夢だったオーストラリアワーホリへ
現在は夫と世界のどこかでふらふら生きてます
でもやっぱり日本が大好き

自分の心地いいを大切に、
旅の愛用品や旅行情報を発信中!

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