こんにちは!Rieです。
砂漠といえば、ラクダ!
砂漠でラクダに乗れる有名観光地は世界中に数多くありますが、あのウルル周辺をラクダに乗ってお散歩できたら最高の体験になると思いませんか?
普段はあまりツアーを利用しない私たちですが、これにはとても強く惹かれたので、いざ参加してきました。
ツアー会社はUluru Camel Tours

料金(2025年7月時点)
ツアーはサンライズ・午前・午後・サンセットの1日4回開催されています。
料金 | 所要時間 | |
サンライズ(通年) | $159 | 2.5時間 |
午前(通年) | $92 | 1.5時間 |
午後(4〜10月) | $92 | 1.5時間 |
サンセット(通年) | $159 | 2.5時間 |
サンライズではキャメルライド終了後にコーヒーやパンなどの朝食を、サンセットではビールやブッシュフードを楽しむことができます。
出発時間はそれぞれ時期によって違うので、気になる方は公式サイトをチェクしてみてください。
参加条件
キャメルライドに参加するにあたり、安全のための参加条件がいくつかあります。
・5歳以上かつ身長107cm以上
・子ども(5〜16歳)は大人の同乗が必須
・予約時に体重を申告
・体重100kg以上の方は身長も申告(その結果参加可能かどうかを判断されます)
・アルコールや薬物を摂取した上での参加はNG
・ラクダに乗ることは自己責任
また、ツアーに関しては以下のように設定されています。
・ラクダは2人乗りで、1人で乗りたい方は2人分の料金を支払う必要がある
・当日のキャンセルは不可
・24時間より前のキャンセルについては$5の料金が発生
・遅刻や不参加の場合についても払い戻しや再スケジューリングはなし
・やむを得ない状況については都度応相談
・ラクダやゲストの状態、気象条件等においてツアーをキャンセルしたり変更したりすることがある
・ツアーは国立公園外で行われるため、国立公園パスは必要なし
当日の持ち物
・ドリンクボトル(飲み水)
・日焼け止め
・帽子やサングラス
・カメラ
・現金またはクレジットカード(飲み物やお土産の購入用)
・季節に応じた服装
基本的に絶対持って行かないと参加できないというものはありません。
手ぶらでも行って参加して帰ってこられます。
しかし、水分補給や日差し対策、思い出残しなどとして、公式サイトにも記載されている上記のものを持参するといいでしょう。
必要に応じて自分で持ち物を選定してみてください。
また、5月〜9月の冬の時期に訪れる場合は寒い可能性があるため、その日の気温をチェックして暖かい服装を用意してください。
キャメルライド中に必要のない荷物は拠点となる建物に置いていきます。
その際に1人1つ小さなショルダーバッグ(おそらくドリンクホルダー)を貸してくれるので、飲み物など必要なものはそれに入れて持っていきます。

飲み水に関しては、拠点の建物内に自由に飲めるウォータージャグがあり、そこから持参したボトルに水を注いで持って行く人もいました。
ツアーの様子
今回私たちはサンセットツアーに参加しました。
ツアーには送迎が含まれており、予約時にピックアップの場所を下記4つの中から選択します。
①Desert Gardens Hotel
②Sails in the Desert
③Campground Bus Stop
④現地集合
この日のサンセットは18:55で、Desert Gardens Hotelに送迎を頼んだところ、お迎えは17:05でした。
指定の場所で待っているとお迎えのマイクロバスがやって来るので、名前を言って受付したら乗り込みます。

ラクダ農場に着いたら、少しの待ち時間。
そして先ほどもちらっと言ったように、荷物の整理など準備をします。
必要のないものは預けて、キャメルライドに持って行く物だけを貸し出してもらえるショルダーバッグに入れてください。
準備が出来次第みんなで移動。
いざ、ラクダさんとご対面!

この時点で17:25、日の入りの1時間半前でした。
まずは乗り方などの説明を聞きます。

たしか「乗る→体を後ろに傾ける→ラクダさんが立ち上がる→体を戻して足をかける」でした。
動きをやって見せながらの説明だったので、英語が苦手な方でもなんとなく分かるのではないかなと思います。
また、2人のうち体重の軽い人が前、重い人が後ろに乗るようです。
1人の場合は後ろに乗ります。
説明が終わると実際にラクダさんに乗るのですが、乗る順番や乗るラクダさんはスタッフさん指定でした。笑
どういう基準でどのように選んでいるのかは全く分かりませんが、参加者を見つつ指名していました。
選ばれた人から順番に、後方のラクダさんから乗っていきます。
我々は最後から3番目だったので、前から3番目のラクダさんに乗ることになりました。



みんなが乗れたら出発です。
出発したのは17:45頃、日の入りのおよそ1時間10分前でした。


ウルルが見える方面へと向かいつつ、各ラクダさんそれぞれの紹介をしてくれます。
細かいことは忘れてしまいましたが(おい)、我々がお世話になるラクダさんはステアローくんというらしいです。
性格やエピソードなどを結構話してくれるので、面白くて愛着もさらに湧く気がします。


そして出発から15分。
ついにウルルの姿が!

この日はウルル周辺の滞在3日目。
これまで何度も何時間もウルルを見てきましたが、人工的な設備が何もないこの大自然に身一つ(ではないけど)で見る感覚がまた別格。
また新鮮な気持ちでウルルを見ることができました。


このままウルルを見ながらお散歩すること約15分。
丘に到着し、一旦停止。
ここで1組ずつ順番にスタッフさんが記念撮影してくれます。
自分たちとラクダさんとウルルとの写真を何とか頑張ってセルフで撮っていましたが、心配しなくてもきちんとそういうサービスはあるようです。笑
カメラを渡すと手慣れた様子で何枚か撮ってくれました。




と、他の組の撮影を待っている間、我々の相棒はもちろん、他のラクダさんたちもみんな何やら地団駄を踏むような足踏みを。
とても強くダンダンと踏みつけるので、「あぁぁぁラクダさんが怒ってるぅぅぅ」「怒らないでぇぇぇ」と、執拗にやっている姿に少し笑ってしまいつつも心配をしていたのですが、スタッフさんによるとどうやら蟻を鬱陶しがっているだけのようで。
蟻を追っ払うためにしているらしいです。
てっきり歩きたいのに長時間止まらされてイライラしてるのかな…と思っていたのですが、「蟻がうざい!」ってやっていると思ったら可愛く思えてきました。笑
怒ってなくてよかった…
ラクダさんたちも意外と繊細なのですかね。
人間ばかり楽してごめんよ…

このポイント以降はだんだんとウルルが横目になったり後方になったり。
徐々に終わりを感じながらもまだまだお散歩タイムは続き、またしばらくラクダさんとのお散歩を楽しみました。
そんなこんなでいつの間にか太陽もすっかり傾き、サンセット時はちょうどカタジュタを前方に望む位置に。
少しはっきりしませんが、サンセットの5〜10分前くらいにはこの景色のところを歩いていたと思います。
太陽がちょうどカタジュタに沈んでいき、とてもきれいでした。



サンセットの瞬間もいい位置で止まってゆっくりと見せてくれます。
そして、サンセットが終わるとまた歩みを進めて、19:10頃施設へと戻ってきました。
ラクダさんから降りた後にも少し時間のゆとりがあったので、お世話になったステアローくんと記念撮影。


十分にお別れをしたら建物内へと戻ります。
テーブルの上には噂のブッシュフードがスタンバイ。



ここからは施設内で好きに過ごしながら自由に飲み食いタイムです。
カウンターで1人1杯のドリンクももらえます。
たくさん飲みたい方や用意されてあるドリンク以外のものを飲みたい方は、別途販売されているドリンクを購入することもできます。
我々は節約旅中で非常に飢えていたので、タダ飯にここぞとばかりたくさん食べていました。笑
食べたことも見たこともない食べ物に色々チャレンジするのもいい経験になりました。


お土産コーナーにはラクダさんそれぞれのキーホルダーがありました。
ラクダ紹介で自分が乗っているラクダさんの名前を覚えておいて、その子のキーホルダーをお土産を購入するのもいい記念になるかもしれませんね。

正確な時間はちょっと分かりませんが、もぐもぐタイムは結構長かったです。
少なくとも30〜40分くらいはあったと思います。
十分に楽しんだ後、また指定の場所まで送迎してもらいツアー終了です。
元の場所に戻って来たときには20時は過ぎていました。
ツアーは送迎時間を抜きにしても2.5〜3時間あり、その中でラクダに乗っていた時間は1時間半でした。
野生のラクダに会えるかも?

ウルル周辺には野生のラクダも生息しています。
レアキャラですが、もしかしたら滞在中に会えるかもしれません。
ドライブ中や周辺を散策するときなどはぜひ周りにも目を配らせてみてください。
何年も前ですが、車で移動中に一度だけ、本当に一瞬だけ、見かけました。
いつかまた写真を撮れるくらいゆっくり出会えたらいいな。
おわりに
ラクダさんのおかげで、ウルルを望む大自然の中を優雅にお散歩するという、とっても素敵な体験をすることができました。
大好きな動物さんとふれあいながら大自然を感じる、最高に幸せな時間でした。
忘れられない大切な思い出です。
ラクダさんたち、ステアローくん、ありがとう!
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