【目撃数最多】タスマニア島にあるカモノハシの有名スポットがすごかった

カモノハシの首都・ワラウィー森林保護区

こんにちは!Rieです。

オーストラリアに数多あるカモノハシスポットの中で、ここ以上に数が見られるところはなかなかないのではないかという場所に出会いました。

これまで色んなカモノハシスポットを巡り、カモノハシ探しに勤しんできましたが、一度の訪問でこんなに数が見られたのは初めてです。

目次

ワラウィー森林保護区(Warrawee Forest Reserve)

ワラウィー森林保護区の場所

そんなカモノハシがたくさん生息するのがワラウィー森林保護区。

厳密には、この保護区に沿って流れるマージー川(Mersey River)にカモノハシが生息しています。

マージー川が流れるこの辺り一帯のラトローブ(Latrobe)という地域は、カモノハシが見られる場所としてタスマニアの中でも有名です。

ワラウィー森林保護区の入り口は、Googleマップで「ワラウィー保護地域」や「Wild Mersey Mountain Bike Trails…」といったピンが立ってあるところ。

ラトローブの街からは車で5分程度、州都ホバートからは3時間強の約250kmの道のりです。

入り口には無料の駐車場も整備されているので安心◎

車を止めたら、歩いて中へと入りましょう。

たしか「Warrawee Conservation Area」と書かれた青い看板が立っているはずです。

きいろ

ちなみに入場も無料にゃ

トレイルコースは少し分かりにくい

と、我々もここまではよかったのですが、ここから先のルートが正直分かりにくいです。

だいたいトレイルコースが設定されているところでは、入り口にそのコースが書かれた看板が立っていることが大半ですが、この場所にはそれらしきものは見当たりませんでした。

また、道中にも「この道だよ〜」と教えてくれるものが特になかったので、この道で合っているのか、この先どこを歩いていけばいいのか、カモノハシのビューポイントはあるのか、などが全く分かりませんでした。

とりあえず最初は整備された道をただ道なりに進んでいたのですが、だんだんと川からは離れていったり、横にもう1つ道らしきものもあったりと、いまいちどれが正解が分からず…

悩んだ末、私たちは「川沿いを歩いてカモノハシを見たい」というのが一番の目的だったので、途中からはより川に近い整備されていない自然の脇道を歩いて行くことにしました。

整備された道と整備されていない道との分岐点
左:整備された道、右:未整備の脇道

整備されている道は川からそこそこ距離がある区間が多かった印象なので、カモノハシを見にきた場合には、横の脇道に入ったほうがより見やすいです。

この辺りにはハリモグラやネズミカンガルーなども生息しているようなので、それらカモノハシ以外の動物たちもぜひ会いたいという方は、基本的には整備された道を進むでもいいかと思います。(全長5kmのコース全て歩くのも◎)

そして、カモノハシ観察の一番の有力場所っぽい「Platypus Pool」の辺り(公式ルート参照)まで行ったものの、そこでもいまいちこれといった設備は見当たらなかったため、どこでカモノハシを見るのかは最後までよく分かりませんでした。

きいろ

色々と見落としていたらごめんなさいだにゃ

それでもたくさん見られた

終始そんな状態での散策でしたが、それでもこの川沿いの道を歩いただけで、なんと合計5匹のカモノハシに出会うことができました。

特にカモノハシ待ちをすることもなく、5匹みんな探しながら歩いているときに発見しました。

「カモノハシいた!」と1匹目を発見し、少し歩いて「あ、またいた!」、また少し歩いて「ここにもいた!」といった感じです。

この場所すごい。

こんなにも普通に複数匹見られるんだと驚きました。

もちろんただタイミングが良かっただけかもしれません。

ですが、このラトローブエリアは「Platypus Capital of the World(世界のカモノハシの首都)」といわれており、それだけカモノハシが多い地域となっています。

そのため、このように川沿いを歩くだけで複数匹を見ることも決して珍しくないでしょう。

特別なビューポイントなどなくとも、特に問題はありませんでした。

川さえ見えるところにいれば、なんとなく歩いているだけで見つけることができるはずです。

感覚としては、前半部分よりも後半(奥側)部分のほうによくいた印象です。

カモノハシ①
カモノハシ②
カモノハシ③

ただ、他のカモノハシスポットと比べて、距離は少し遠いかなと思います。

場所やそのときの運にもよりますが、川にそこまで近づけない&高さがある区間も多いほか、川自体も幅が広めなので、間近で見ることはもしかすると難しいかもしれません。

それでも中には川のすぐそばまで行けるところも一部あったので、十分に近くで見られる可能性も大いにあります◎

脇道と川との距離感
川との距離があるところはこんな感じ

また、保護区内には鳥さんたちもたくさん生息していました。

よく見かける子からあまり見ない子まで、かわいい子たちがたくさんいて、カモノハシがいないときでも楽しく歩くことができます。

ブラックスワンとカモさんたち
ブラックスワンとカモさん
カオジロサギ
カオジロサギ
アカビタイキクサインコ
アカビタイキクサインコ
ルリオーストラリアムシクイ
ルリオーストラリアムシクイ
アメリカオニアザミ
外来種らしいアメリカオニアザミもたくさん生えてました

カモノハシはラトローブの街中でも見られる

もしこの保護区内で見られなかった場合や、ここの道を散策するのは気が進まなかった場合には、ラトローブの街のほうに行ってみるといいと思います。

ワラウィー保護区のような自然に囲まれたところだけでなく、街中でも普通に見られるようです。

同じくマージー川沿い、特にベルズ・パレード(Bells Parade)という公園が有力な観察場所。

Googleマップでも「ベルズ・パレード」とピンが立っているところです。

ちょうどその近くには大きなカモノハシのオブジェもあります。

カモノハシの巨大オブジェ
めっちゃカモノハシを売りにしてる

ここは川のすぐそばまで近づくことができる上、草木が茂りすぎていることもないので、視界的な見やすさはむしろこちらのほうがいいと思います。

カモノハシ探しのコツ

早朝もしくは夕方に訪れる

カモノハシが活発に活動するのはこれらの時間帯。

もちろん日中でも見られる可能性は十分にありますが、確率を上げたいならばこの時間に訪問するのが一番のポイントです。

静かに見る

加えて、カモノハシは音に敏感で、うるさい環境では姿を見せてくれません。

そのため、静かに見ることもとても重要。

彼らにストレスを与えないという意味でも、穏やかな環境をキープすることは大切です。

十分な時間の確保を

カモノハシ探しには忍耐も必要。

活動的になる時間帯は上記の通りですが、基本的にカモノハシは神出鬼没な動物です。

今回はたまたまあっさりと見つけることができましたが、ベストな時間帯に行こうともすぐに姿を見せてくれるとは限りません。

時には「その時間に行っても見られない」「見るまでに何時間も待った」ということも。

見られたらラッキーだなくらいの場合は全然問題ありませんが、どうしても見たい!という方は何十分、何時間と待つ覚悟で、十分な時間を確保して行くと◎

おわりに

いつもは行く先々で色んな写真を撮っている私ですが、なぜかこのワラウィー森林保護区では全くといっていいほど撮っていませんでした。笑

そのため、このエリアの様子は少し伝わりにくかったかもしれませんが、兎にも角にも「ここはカモノハシに出会える可能性がより高そうな場所」ということ、また、「保護区内のトレイルルートは分かりにくいがなるべく川沿いを進むのがおすすめ」ということがポイントです!

辺鄙な場所でもないので、タスマニアを訪問する際にはぜひカモノハシを見つけに訪れてみてはいかがでしょうか。

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オーストラリア全国のスポットはこちら。

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この記事を書いた人

動物をこよなく愛するアラサー女子

大学卒業後、夢だったオーストラリアワーホリへ
海外に行ってみたり大好きな日本でのんびり暮らしたり
現在は夫と世界のどこかでふらふら生きてます

自分の心地いいを大切に、
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