ペンギンパレードはタスマニアでも見られます!

ペンギンパレードを無料で!ゴッドフリーズ・ビーチ

こんにちは!Rieです。

フェアリーペンギンを見るのに有名なのはフィリップ島のペンギンパレードですが、同様の現象が無料で見られるおすすめなスポットがタスマニア島にあります。

もちろん規模は有名なフィリップ島のものには及びませんが、十分に満足できるペンギンスポットとして個人的に推せる場所です。

タスマニアへの訪問も考えている方、節約したい方はぜひチェックしていってください!

目次

ゴッドフリーズ・ビーチ

ゴッドフリーズ・ビーチ

そんなタスマニア島の推しスポットはゴッドフリーズ・ビーチ(Godfreys Beach)といいます。

ゴッドフリーズ・ビーチはタスマニア島北西部のスタンリー(Stanley)という町にあるビーチです。

スタンリーの場所

ここはフェアリーペンギン(リトルペンギン/コガタペンギン)が生息していることで知られており、ペンギンを見るための環境も整っています。

ベストシーズンは9月から3月。

このペンギンの繁殖期である春から夏にかけては毎日ボランティアガイドさんもやって来て、様々な話が聞けたりペンギンを見るお手伝いをしてくれたりします。

にも関わらず完全に無料で、誰でも気軽に訪れることのできるスポットです。

きいろ

ここから寄付もできるにゃ

ペンギンはいつ見られる?

親ペンギンが海から帰ってくるのは日没後。

そのため、日の入り時刻かそれよりも少し早めの時間に行くのがベスト。

訪問する日の日の入り時間を確認して計画を立てましょう。

時期やタイミング、気象条件などにより多少変わりますが、現地にあった看板によると、夏期にはだいたいこのくらいの時間に見られるよ〜とのことです。

ペンギンが見られる目安の時間

実際に訪れてみた

帰ってくる前から楽しい

ゴッドフリーズ・ビーチはその名の通りビーチになっているのですが、実際にペンギンを見るところはその右手側(南側)。

そこにはデッキが整備されています。

Googleマップでちょうど「Godfreys Beach Penguin Viewing Platform」とピンが立ってあるところがデッキの入り口です。

フェアリーペンギンに関する看板
この看板があるところが入り口
デッキへの入り口ゲート
入り口ゲート

入り口にはゲートがあるので、出入りが終わったら元通り閉めるようにしてください。

そして、ゲート内に入ったら奥へと歩いていきましょう。

デッキ上を進んで一番奥のスペースがペンギンを見るメインのエリアになります。

デッキの様子

途中にはポツポツとフェアリーペンギンに関する情報看板があったので、興味のある方はちょっとした学びもできます。

フェアリーペンギンに関する看板

さらには、すでに何匹か本物の姿も見えました。

近くにいた子ペンギン
かわいい子みっけ

親ペンギンはこれからやってきますが、子ペンギンは陸上の巣で待機しているので、明るいうちからかわいい姿が見つかるかもしれません。

鳴き声が聞こえてくるあたりを探してみると、見つかる可能性が高まります◎

また、ここはペンギンの他にパディメロンもたくさん見られました。

パディメロン
親子パディメロン
親子パディ

オーストラリア、ひいてはタスマニアならではの子に思わずたくさん出会えて、到着早々すでに最高です。

ここからは親ペンギンが帰ってくるまで待機時間になりますが、周囲の子ペンギンやパディメロンでその時間もしっかり楽しむことができるかと思います!

ただ、訪れる人はそこそこ多かったので、親ペンギンが帰ってくるところをいい場所で見たい場合は、早めに希望の場所でスタンバイしておくことをおすすめします。

きいろ

海側がよく見える場所はいい時間になると埋まるから、小柄な人は特に早めの行動が吉にゃ

ペンギンが上陸

すっかり暗くなってきた頃、望遠カメラを使って海辺をパトロールしていた夫がついに発見しました。

第一便のペンギンたち

ペンギンきたー!

第一便のペンギンたちが上陸してきました。

岩場をぴょこぴょこしながら頑張って歩いてくる姿がとっても健気でかわいすぎます。

肉眼ではまだ見えないものの、遠くから一生懸命こちらに向かってくる様子が確認でき、今か今かとワクワクして待ちました。

ちなみにこれが21時半前頃。(12月中旬に訪問)

日没からおよそ30分後でした。

そして、程なくして肉眼でも確認できる位置に!

海から歩いて帰ってきたペンギンたち

周囲は街灯など一切ない真っ暗な状態ですが、ボランティアガイドさんが懐中電灯で彼らを照らしてくれるので、特別な装備がなくとも問題なく見ることができます。

海方面を懐中電灯で照らしてペンギンを探す
→ペンギンを発見するとその子に固定して照らす
→我々がいるデッキ付近に来るまでライトで追ってくれる
→次の子を探す

流れとしてはこれを繰り返す感じです。

基本的に一貫して同じ子を照らし続けてくれるので、ペンギンが歩いて帰ってくる様子をしっかりと見ることができました。

中には途中でよく立ち止まってじーっとする子もいるので、その間別の子を照らしたり探したりすることもありますが。笑

歩いて帰ってくるペンギン

デッキ付近には固定のライトがあるので、そこまで帰ってくると懐中電灯なしでも見ることができます。

デッキ付近の様子
右上に見切れてるのが固定ライト(デッキ下にペンギンもいます)

巣がこのデッキの周辺にあり、歩いて帰ってくる様子だけでなく、巣付近で過ごす彼らの様子もよく観察することが可能ですよ◎

賑やかに鳴いたり踊ったり、すみっこでおとなしくしている子がいたり、みんなとってもかわいいです。

1時間ほど堪能

これはツアーではないので、好きなタイミングで来たり帰ったりしてOK。

我々はそんなこんなで、最初のペンギンたちが帰ってきてからおよそ1時間ほどペンギン観察を満喫しました。

その間あまり大きな集団では帰ってこなかったものの、海から上がって歩いてくるペンギンたちはコンスタントに見ることができました。

海から帰ってくる子は最初遠いので、個人の手軽なライトでは全く歯が立たず、ガイドさんが持つ強力なライトがありがたかったです。

このボランティアガイドさんたちがいつまでいるかは分かりませんが、私たちが帰るときでもまだまだペンギンを照らし続けてくれていました。

自分の気が済むまで見ることができてよかったです。

個人のライトを持っていない方やしっかりと時間をかけて見たい方にも嬉しい!

ガイドさんたちに感謝です。

結果として、海から帰ってくる子も巣周辺で過ごす親子の様子も、どちらもたくさん見ることができました。

規模は小さいですが十分に満足です!

注意点

①静かに見る

ペンギンたちは静かな環境を好みます。

彼らのおうちにお邪魔させてもらうので、足音や話し声の大きさには十分に気を配って観察するようにしましょう。

②白色ライト厳禁

彼らは明るいライトも苦手です。

強い光を浴びてしまうと目にダメージを受けて、最悪の場合失明もしてしまうそう。

よって、スマホの光や普通の懐中電灯で照らすのはNG。

もし自身で照らしたい場合には、彼らに優しい赤色のライトを使用してあげましょう。

フェアリーペンギンだけでなく、夜行性の動物を観察する際には役に立つので、動物観察が好きな人は赤色ライトを1つ持っておくと便利かもしれません。

同様にカメラのフラッシュも厳禁です!

同場所では撮影もOKですが、シャッターを切る前に必ず設定を確認しておくようにしてください。

うっかりでもなかなかに重罪です!

③車の運転には注意

車は「The Nut Parking」という駐車場に止めるか、キングスパークの公衆トイレ近くにあるスペースに止めることができます。

デッキへの入り口そばにあるスペースには、最新のストリートビューで「NO PARKING」の文字も見えるので、その場所の駐車事情は要確認。

「The Nut Parking」は少し離れているので大丈夫かと思いますが、ビーチ付近に止める場合は特に、ペンギンには注意するようにしてあげてください。

彼らは海辺を超えて、道路や民家まで来ていることもあります。

発進前には車の下にペンギンが潜んでいないかを確認したり、ビーチからある程度離れるまで徐行をしたりすると、悲しい事故を防ぐことに繋がります。

私たちもこのスポットから帰るときに、ペンギンちゃんが車の目の前を横断していきました。

すぐに停止しヘッドライトを消したので幸い何事もありませんでしたが、少なからずヘッドライトの光でダメージを受けていないかと少し心配です。

きいろ

ちなみにポッサムも出現したにゃ

④あたたかい格好で

タスマニアは結構冷えます。

夏の日中でも寒いことがしばしば。

夜間はさらに冷えるので、ペンギンの観察に集中できるよう、しっかりあたたかい格好で訪れてくださいね。

おわりに

私たちが行ったときはなかなか大きい集団では帰ってこなかったものの、口コミの中にはなかなかの数のペンギンたちが一堂に会している写真も見られます。

ここは無料スポットの中でも数や見やすさの面でなかなかいい場所だと感じており、フェアリーペンギンを見るのにおすすめの場所です!

他の無料スポットも気になる方はこちら。

私が訪れたときから運営方法は少しずつ変わってきている可能性もあるので、最新の情報や現地の情報をチェックすることをおすすめします。

ルールやマナー違反になってしまわないよう気を付けつつ楽しんでください!

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この記事を書いた人

動物をこよなく愛するアラサー女子。

大学卒業後、夢だったオーストラリアワーホリへ。
海外に行ってみたり大好きな日本でのんびり暮らしたり、現在は夫と世界のどこかでふらふら生きてます。

自分の心地いいを大切に、
旅の愛用品や旅行情報を発信中!

極細々とオリジナル動物グッズの制作販売も始めました。(https://rieirosanpo.base.shop/)

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