こんにちは!Rieです。
大きい海洋生物って、シュノーケリングやダイビングなど、がっつりと泳ぎに行かなければ会えないというイメージがありますよね。
しかし!
実はビーチにいるだけで会える場所があるんです。
ハメリンベイ(Hamelin Bay)

ワインで有名なマーガレットリバーから車で30分ほどの場所にあるハメリンベイのビーチ。
美しいビーチであることはさることながら、巨大なエイが遊びに来ることでも有名なのです。
ハメリンベイで見られるのはSmooth Stingray(尻尾が短い大きなエイ)、Black Stingray(尻尾が長い大きなエイ)、Eagle Stingray(菱形のエイ)の3種類。

そしてこの場所を有名にしているのが、Smooth Stingray(Short-Tail Stingray)という大型のエイです。
この看板によると、これまでに記録された一番大きいもので体長4.3mにもなるそう。
さすがにそこまで大きいものは珍しいですが、そんな大型のエイに会えるビーチとしてとても人気のあるスポットです。
3匹のエイを発見

私たちが行ったときには、大きいエイ2匹と小さいエイ1匹の計3匹のエイに会うことができました。
おそらくSmooth Stingray2匹とEagle Stingray1匹。
浅瀬を優雅に泳いでいました。
本当に大きくて、こんな子たちが普通にこんなところにいるなんてびっくり。
しかも、好奇心が旺盛なのか、「エサちょうだい」と思っているのか、足を海につけていると足元に近づいてきます。
人慣れ具合がすごい。笑
その様子にかわいらしさもすごく覚えます。
人がたくさん集まっても逃げることはなく、みんなの前をずーっと泳いでその姿をよく見せてくれました。
海の水もクリアなのでしっかり見ることができます。



もちろんタイミングによってはいないときもあるようですが、たくさんの人が目撃しているため、出会える確率は高そう。
私たちが行ったときも、ビーチに到着したときにはすでにいた上、そこから1時間ほど滞在して帰るときにもまだ普通にいました。

ちなみにこのときは11時頃に行ったにゃ
途中で1人のおっちゃんが魚のようなものをばら撒いていたので、そのようなことからエイたちはすっかりここを1つの居場所としているのかもしれません。(一応エサやりダメとは書いているのですが。笑)


エイがいるのはどこ?


エイがよくいるのはビーチの中でもボートランプのほうです。
ハメリンベイビーチは東側が遊泳する人が集まるエリア、西側がボートで海に出る人が行くエリアになっています。(厳密に分かれているわけではありません)
エイたちは西側にあるボートを海に出すためのスロープのあたりに現れます。
Googleマップにも「Hamelin Bay Boat Ramp」とピンが立ってあるので、そこに向かって行ってください。
ハメリンベイビーチの駐車場は主に2ヶ所、遊泳エリア近くの東側と、ボートランプ近くの西側とにあるため、エイを見にきた場合には西側に止めるのがおすすめです。
ただ、西側の駐車場はボートを牽引している車用の駐車スペースも多数あります。(バス用のように1台分が長い区画のやつ)
止める際には一般車両用のスペースに止めるよう、配慮することを忘れずに!
注意点
一番気をつけてほしいのは、エイには触らないということ。
触れるだけでかぶれるような毒性はないようですが、尻尾には尾棘(びきょく)と呼ばれる毒針を持っており、もしその針で刺されてしまうと、激痛や重篤な症状を引き起こしてしまいます。
危険を感じるとその針で攻撃してくるため、自身の安全のためにも、決して触ったり不必要に刺激したりしないようにしましょう。
大人も子どもも触りに行く人がとても多いですが、そのような人たちを見ても真似をせず、適切な距離感で観察してくださいね。
現地の看板にも触るのはNGと表示されています。
おわりに
素敵なビーチがたくさんあるオーストラリアの中でも、なかなか珍しい場所なのではないかなと思います。
特別な技術も体力も必要ない、老若男女みんなが楽しめる海の生き物スポットです。
気軽にポンっと立ち寄れる場所なので、マーガレットリバーの観光ついでにでものぞいてみてはいかがでしょうか。
コメント