ジュリアンベイで野生のアシカと泳いできた【オーストラリア・野生動物】

野生なのにとってもフレンドリー!ジュリアンベイのアシカスイム

こんにちは!Rieです。

オーストラリアには海の生き物と泳げるスポットがたくさんあります。

その中で今回は、野生のアシカをピックアップ!

西オーストラリア州にある小さな町で彼らと泳いできました。

目次

ジュリアン・ベイ(Jurien Bay)

Jurien Bayの看板

パースから北に220km、車で2時間半ほど走ったところにあります。

一応バスで行くこともできますが、高速バスのお値段なのと、週2本(金、日)しか走っていないため、やはり車がおすすめです。

とても走りやすい道路なので安心ですよ。

途中で他のスポットに色々と立ち寄ることもできます◎

ツアー詳細

私は今回、Turquoise Safarisという会社を利用しました。

料金(2025年6月時点)

大人$165
子ども(3〜16歳)$145
子ども(2歳以下)$0
観察のみ(3歳以上)$115

料金は実際に海に入ってアシカと泳ぐ人と、ボートの上から見る人とで違ってきます。

上記の大人と子ども(3〜16歳)は泳ぐ人の料金。

もし泳がずに見ているだけでいいという方は、Observerと書かれてある項目で予約をしてください。

少しお安く$115になります。

アシカツアーの予約画面

当日の流れ

夏(9/16〜5/14)は7:00-9:00と9:30-11:30、冬(5/15〜9/15)は7:30-9:30と10:00-12:00の1日2回ツアーが行われています。

当日は出発の15分前までにJurien Bay Boat Harbourに集合。

Googleマップで「Turquoise Safaris – Sea Lion Tours」というピンが立ってあるところです。

7:00-9:00のツアーに参加した場合、6:45までに港に行くという感じです。

それっぽいボートとそれっぽい人たちがいるので、そこに行けばOK。(適当かよ)

敷地はそこそこ広めですが、アシカツアーの人たち以外誰もいないくらいに混雑等全くしていないため、すぐにわかると思います。

受付した後、ウェットスーツのサイズ合わせを行い着替えます。

ボートの上で着替えることになるので、予め水着を下に着ておいてください。

港にはトイレがあるので、早めに到着した後そこで水着に着替えることもできます◎

トイレの建物
右後ろにある建物がトイレです

マスクやフィンも貸してもらえるので、持参する必要はありません。

ただ、こだわりがあったりいいものを使いたい人は自前のものを持っていくといいでしょう。

貸し出してくれるフィンは長さが短いお安めのやつです。

貸し出してくれるフィン
こんなやつ

時間になったら出発。

15分ほどボートを走らせるとアシカスポットに到着します。

アシカがいる島
アシカがいる島

意外と派手に揺れることはなく、走行時間も長くないので、海ツアーの中では断然酔いにくいと思います。

しっかりとスピードを出すのでふわふわとした感覚もありません。

あるときを境にすっかり船酔いしやすくなってしまった私ですが、このツアーでは酔い止めを飲まずとも全く酔わずに終えることができました。(過去も含め計2回参加しましたが、2回ともピンピンしていました)

そこの不安がある人にも大丈夫だよ、とおすすめできるツアーかなと思います。

しかし、まれに酔う人もいるので、本当に弱い方は酔い止めを服用するのがやはり安心です。

スタッフさんがノリノリで音楽を流しているので、それに便乗して気をそっちに持っていくのもアリ。笑

アシカがいる海に入水する様子

アシカスポットに到着するといざ入水。

アシカがすでに海の中にいる場合はそのままアシカスイム開始、もしまだいない場合はアシカ待ちタイムが発生します。

ここの海は非常に冷たいので、その海の中でただじっとしておくのはなかなかに辛いものがあります。笑

が、ここはアシカちゃんの気分次第なので、万が一待ちが発生したとしてもかわいさに免じて許してあげてください。

スタッフさんも1人一緒に入水していて、海の中にいるアシカを見つけると合図をして教えてくれます。(拳を突き上げるポーズ)

海に出てきているアシカが少ないと、その1頭2頭にわらわらと人間が寄っていく感じになりますが、複数頭いるときは自然とバラけたり独り占めしたりすることも可能です。

海底に留まっていたり素早く泳いだり、人間に興味を示したり。

自由気ままに泳いでいてとっても可愛いです。

地面に伏せるアシカ
人間の間を優雅に泳いでいくアシカ
息継ぎをするアシカ

優雅ながらもさすが泳ぐスピードは速いので、すぐに見失ってしまうこともしばしば。

しかし、また戻ってきてくれたりまた別のアシカちゃんが近くに来たりするので、コンスタントに彼らと泳ぐことができます。

公式サイトによると、最大で45分もしくは彼らが私たちに飽きていなくなるまで一緒に泳げるようです。

数字だけ見ていると少ないかなとも思ってしまいますが、実際は思ったよりも長く感じられました。

水も冷たいのでそのくらいがちょうどいいかな。笑

もちろん寒さがなければもっと長くいたいのですが…!

今回は水の中にいたのが1時間ちょっと、そのうち実際にアシカと泳いだのが40分くらいでした。

2頭でダンスをするように泳ぐアシカ
2頭で踊るように泳いで
水面に顔を出してキスをするアシカ
そのまま水面に顔を出してキス!
カメラ目線のアシカと私の2ショット
立派なカメラ目線もいただきました

終わりの指示があればまたボートへと戻ります。

そしてボートへ上がると、温かい飲み物とティムタム(チョコのお菓子)をいただけます。

嬉しい。

ホットドリンクとティムタムを手に持ちながら寒さに震える私
寒さによる震えが止まらない私。笑

そのままアシカたちにお別れを告げて、最初の港まで戻ってきたらツアー終了です。

アシカがいる島の様子
アシカちゃんたちまたね〜

ツアー後はトイレと同じ建物にある温水シャワーを開放してくれるので(通常は鍵がかかっているところ)、温まりながら身支度を整えることができます。

ただ、1つしかなく参加者たちで順番に浴びることになるため、最初に浴びる人以外は少し待ちが発生してしまいます。

記憶上では冷水+海水濾過?の誰でも浴びられるシャワーも複数あった(実際に浴びました)のですが、2回目訪れたときには見た記憶がなく、現在もあるのか定かではないです。

すみません…

あったのは同じくトイレの建物なので、温水でなくてもいい方はのぞいてみてください。

注意事項

暖を取れるものを持参する

ここの海はとっても冷たいです。(ていうか西の海全般)

しばらく入っていたら慣れる…なんてこともない冷たさです。

ウェットスーツ意味あるのかっていう冷たさです。

ここはあえて脅しておきます。

めっちゃ冷たいので覚悟しておいてください。笑

夏でも変わらず冷たいので、海から上がった後にしっかり暖を取れる大きめのバスタオルや温かい上着などをぜひとも持参しておいてください。

アシカとは一定の距離を保つ

アシカに触ることは禁止。

片腕一本分の距離を空けるようにと説明があります。

でもね、アシカちゃんはとってもフレンドリーなので、向こうから触れてくることがたまに起こるんですよ。

最高ですよね。

これは不可抗力なので仕方がないですが、そこでこちらも触るのはダメですよ!

私も一度脚にぎゅっと抱きついてきてくれて盛大に癒やされました…

テンションぶち上がりながらも抱き枕に徹しました。

島へ近づくのは禁止

アシカがいる島の周りには海藻がびっしりと生えています。

その海藻エリアを越えてアシカのいる島へ近づくことは禁止されています。(写真なしでは少し分かりにくいかもしれませんが、実際に見てみると理解できます)

安全のためにボートからも離れすぎないようにしてくださいね。

アシカを追うのに夢中になりすぎて場所を見失わないように!

ヘルプサインはこれ

もし何か途中でトラブルに見舞われたなど緊急で助けが必要な際には、ボートの上にいるスタッフに向かって両手で手を振ってください。

そうするとすぐに助けに来てくれます。

そのため反対に、友達に手を振るテンションでボートに向かって手を振る際には、間違っても両手を使わないように注意してください。笑

おわりに

アシカちゃん

潮の流れは非常に穏やかで、深く潜る必要もなく、人間に警戒心があるわけでもなく、泳ぎがあまり得意でない人でも最高に楽しめると思います。

とってもかわいいアシカちゃんにぜひ癒やされに行ってみてください!

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この記事を書いた人

動物をこよなく愛するアラサー女子

大学卒業後、夢だったオーストラリアワーホリへ
現在は夫と世界のどこかでふらふら生きてます
でもやっぱり日本が大好き

自分の心地いいを大切に、
旅の愛用品や旅行情報を発信中!

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