これが無料なんて信じられない…メキシコシティのチャプルテペック動物園がすごい

無料のレベルではない…!チャプルテペック動物園

こんにちは!Rieです。

メキシコ訪問時、滞在していた首都メキシコシティに無料の動物園があることを知り行ってきました。

想像を遥かに超える素晴らしい動物園で、わざわざ行く価値大アリだと感じたので、思い出記録として振り返りつつシェアしたいと思います!

目次

まじで無料のクオリティではない

動物園を訪問すると最初に行うのが散策ルート決め!

どんな動物がいるのか、園内はどのような感じになっているか、入場してまずは地図をチェックしました。

チャプルテペック動物園の園内図

思ったよりも広い。

そして、飼育動物たちが豪華。

近隣に生息するジャガーをはじめ、トラやヒョウ、ライオンなどの人気大型猫科動物がたくさんいるのにも驚きですが、もちろんそれだけではなく、キリンやシマウマ、カンガルー、シカ、メキシコウサギ、アグーチ、イグアナ、ハイエナ、ペンギン、ラクダ、ナマケモノ、お猿さん、鳥さんなどなど…

肉食さんに草食さん、大型の子に小型の子、そしてメキシコならではの動物はもちろん、世界中の動物たちがたくさん暮らしています。

その数なんと222種類1236頭。(公式HP参照)

なんとあのパンダもいるらしいです。

これ、種類も数も顔ぶれも明らかに無料動物園のものではないですよね。

ですが、本当に無料なのです。

ゲートを通過して普通にあっさり入場できました。

チャプルテペック動物園の入り口

普通にいい動物園

この日はメキシコの出国日であまり時間もなかったので、さっそく足早に見て回ります。

カバ
背中にカモ乗ってる
アメリカバイソン
アメリカバイソン
サンショクキムネオオハシ
サンショクキムネオオハシ
ワオキツネザル
みんなで天日干し中

しかし、嬉しいことに実際は見応えがありすぎて全然先に進めません…

動物たちの展示スペースはそれぞれしっかり運動できる広さが確保されており、元気に動き回っている子もたくさん、かつ複数頭数で飼育されている子たちが多かったので、見ているこちらも寂しい気持ちや悲しい気持ちになることなく、ただただ微笑ましく眺めることができました。

メキシコオオカミ
走り回っていたメキシコオオカミ
キリンやシマウマなどがいるエリア
キリンさんたちも広々たくさん
オリックス
全力で駆け回るオリックスたち
グアナコ
リャマかと思ったらグアナコ

無料だからと設備が劣ることはなく、浅い飼育でもなく、とってもいいです。

動物たちが適切に飼育されており、見応えばっちり、かわいさたっぷりな動物園です。

彼らに関する情報もしっかり展示されていたので、ただ見て愛でるだけでなく、有益な情報を知ったり学んだりすることもできます。

ユキヒョウの案内看板
ニホンザルの案内看板
ニホンザルもいました

基本スペイン語なのでスマホは手放せませんが。笑

猫科好きにはたまらない

私も猫科が大好きなのですが、この動物園は本当に猫科がたくさんいました。

特に、大型の猫科がこんなに揃っている動物園はなかなかないのでは?という感じ。

ライオン
ライオン
ヒョウ
ヒョウ
ベンガルトラ
ベンガルトラ
ユキヒョウ
ユキヒョウ
ジャガー
ジャガー

しかも、トラだけでも3頭はいました。

ジャガーなんてもっとたくさん。

1頭飼いということも珍しくない中、これはすごすぎる!

改めて無料動物園の規模ではないなと感じます。

しかも、ユキヒョウ以外起きてた!笑

みんなしっかりばっちり見られました。

最高です。

もちろん、小さな子たちもたまらなくかわいいですよ。

オセロット
オセロット
ボブキャット
ボブキャット

カラカルは残念ながら見当たりませんでしたが、小型の子もてけてけ散策したり何かを食べていたり、十分に見られてとっても癒やされました。

個人的見どころはやはりジャガー

中でも注目すべきはやはりジャガー。

日本の動物園に関する情報を多数まとめてくれているzoo zoo diaryさんによると、日本の動物園で飼育されているジャガーは2025年3月時点で11施設24頭だそう。

きいろ

参照記事はこちらにゃ

そんな日本では少し珍しいジャガーですが、メキシコは生息地域の1つともあって、ここチャプルテペック動物園には複数頭のジャガーが飼育されています。

実際の頭数は数えていませんが、ジャガーの展示は複数箇所にあり、ノーマルの子もブラックの子も、さらには子どもたちまで色んな個体に出会えました。

ジャガーが一度にこんなにたくさん見られるなんて!と、とても印象的でした。

このジャガーたちだけでメキシコならではというか、日本ではなかなか見られない光景だなと感じます。

特に子どもたちは無邪気で、本当にとてつもなくかわいかったです。

私が行ったときにはノーマル柄の子ども2頭、ブラックの子ども2頭の計4頭が1つの空間で飼育されていました。

子どものジャガーたち

お互いマイペースに過ごしつつも、ちょっかいを出したり出されたりみんなでじゃれていて、そこそこ成長してきている大きさでしたが、まだまだ子どもらしくかわいさが爆発していました。

かわいすぎてハマりすぎて、時間の許す限りずっとニヤニヤしながら見ていました。笑

じゃれあう子ジャガー①
小さい子が大きい子に仕掛ける
じゃれあう子ジャガー②
ブラックVSノーマル
ジャガーの肉球
肉球

パンダさんにも無事会えました

この動物園のすごさがさらに分かるのが、あの貸与が難しいパンダがいること、そしてなんと無料で見られるということ。

どうやらチャプルテペック動物園にいる子は、現在のパンダ貸与システムになるより前にやって来た子たちの子孫のようで、中国とのレンタル契約はないそう。

チャプルテペック動物園のパンダ家系図
ここで暮らしたパンダの家系図(今いるのはXin Xinの一頭のみ)

そんなさらなるレア度の高いここのパンダさんですが、意外にもお客さんはあまりおらず、パンダエリアでは休憩所のように座ってのんびり過ごしている人たちが数人いる程度でした。(タイミングにもよるかと思いますが)

好きなだけじっくり見たい放題です!

贅沢すぎる。

そして何度でも言いますが、それでも無料です。

すごすぎません?

ただ、結構なご高齢の子らしく(人間の年齢で100歳ほど)、寝ていたりのんびりしていたりすることが多いようです。

私たちが行ったときもぱっと見は姿が見えず、キョロキョロ探していると、近くに座っていた方が「あそこにいるよ」と教えてくれました。

パンダのXin Xin

奥でごろごろしていました。

少ししか見えませんでしたが、とっても貴重なパンダさんを無事に見ることができてよかったです。

どうかこの先も元気に穏やかに過ごしてほしいなと願うばかりです。

初代パンダの剥製
初代パンダさんの剥製もありました(Xin Xinのおじいちゃんおばあちゃん)

また、パンダさん展示エリアには、世界中でパンダが飼育されている動物園の一覧があったのですが、想像以上の少なさにびっくりしました。

世界でパンダがいる動物園一覧
2024年時点のもの

そしてそんな数え切れるほどの数の中に、日本の動物園がかつては3つも入っていたのがさらなる驚きです。

パンダは日本の中でもとってもレアな存在だと思っていたのですが、もしかすると世界的に見ればそれでもいたほうだったのかもしれません。

実は動物園外にもかわいい動物が

そんな十分すぎるくらいに見どころも見応えもある同動物園ですが、その周辺ではかわいい野生動物も見ることができます。

それは、リスさん!

チャプルテペック公園内にいるリス①
すばしっこすぎてなかなか上手くピント合わせられない

動物園が位置するチャプルテペック公園内にはリスがたくさん生息しており、公園に入って動物園の入り口へと歩いて行くだけで何匹ものかわいい姿に会うことができました。

周りの木々や電線を元気に駆け回っていました。

チャプルテペック公園内にいるリス②
電線の上はちょっと心配

動物園に着く前にカメラのバッテリーと時間を使い果たしてしまわないように気を付けながら、観察と撮影を楽しみました。笑

周りには露店がたくさんありましたが、嫌な客引きも一切なく、ただただ穏やかに動物を愛でられる場所です。

素晴らしい!

おわりに

園内は広くて動物もたくさんいて、無料でこれだけ見られるなんて本当に贅沢すぎます。

メキシコシティに行く際にはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

動物好きにはもちろん、そうでない方も家族連れにもとってもおすすめです!

へそ天で眠るジャガー
へそ天でスヤスヤ眠るジャガーが死ぬほどかわいかった
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この記事を書いた人

動物をこよなく愛するアラサー女子。

大学卒業後、夢だったオーストラリアワーホリへ。
海外に行ってみたり大好きな日本でのんびり暮らしたり、現在は夫と世界のどこかでふらふら生きてます。

自分の心地いいを大切に、
旅の愛用品や旅行情報を発信中!

極細々とオリジナル動物グッズの制作販売も始めました。(https://rieirosanpo.base.shop/)

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