【旅行中の生理事情】女子バックパッカーには使い捨てナプキンが最適!

サニタリーショーツと紙ナプキン、タンポン、月経カップの生理グッズたち

こんにちは!Rieです。

女子のみなさん、毎月お疲れ様です。

旅行中でももちろん容赦なくやってくる生理。

どうするのがベストか、バックパッカーの視点から見ていきたいと思います!

これからバックパッカー旅を始める方、長期海外旅行を計画している方はぜひ1つの参考に!

私の生理スタイル(参考までに)

・経血量:普通
・生理周期:正常(不順なし)
・ピルによるコントロール:しない
・生理痛:あり、薬を飲まなくても耐えられる程度
・薬の服用:なし

直球のノーマルタイプだと思います。

薬の服用等は一切しないので、生理関連で用意しなければならないのはナプキンのみ。

目次

節約系バックパッカーには紙ナプキン一択

生理用品もどんどん進化したり新しいものが出たりしており、パッと思いつく限りでも6つが挙げられます。

・紙ナプキン
・布ナプキン
・タンポン
・月経カップ
・月経ディスク
・吸水ショーツ

それぞれメリット・デメリット、合う・合わないがあると思いますが、私的におすすめなのは断然紙ナプキンです。

理由はたったの2つ。

衛生的であることと、手間が少ないこと。

これは日本であろうと海外であろうと同じことが言えると思いますが、デリケートな部分なので、清潔に扱えることが最も重要になってきます。

日本での生活から考えると、お手入れ方法を間違えなければきちんと清潔に、上記6つとも何の問題もなく使用できます。

しかし、海外旅行となるとちょっと訳が違ってくるのです。

そして、紙ナプキンは使い捨てができるので、洗う手間も一切ありません。

この2つが長期海外旅行、特に節約系バックパッカーにはとっても重要です。

具体的には、他の生理用品を扱うときのことや海外の事情を考えると見えてきます。

また、それと同時に声を大にして言いたいのが、おすすめグッズとして挙げられることもある月経カップは、私は全くおすすめではないということです。

月経カップや月経ディスクをおすすめしない理由

①水の問題

まず、海外は水道水がきれいとは限りません

飲める飲めない問題は有名な話ですが、中には水が黄ばんでいたり不純物が混ざっていたり、パッと見て明らかに不衛生だと思われる水が出てくることもあります。

そして、出先のトイレに水道があるとも限りません

場所によっては用を足せる最低限の設備しかない場合があります。

よって、着脱前に清潔な水で手を洗えない可能性や、そもそも洗うこと自体できない可能性があるため、扱う際に膣に直接手が触れる月経カップや月経ディスクはあまりおすすめできないということです。

それらを利用するために石鹸やミネラルウォーターを持ち歩くのも荷物になり大変です。

「繰り返し使えるしコンパクトだから荷物が減る!」と思って持ってきたものの、本末転倒だということになりかねません。

最大8〜12時間つけっぱなしも可能で、ホテルに戻るまで交換しなくても大丈夫な場合もあると思いますが、経血量の多い方や、長時間の観光や長距離の移動など、毎回そうとは限らないのでやめておくのが無難です。

②製品のお手入れの問題

月経カップ、月経ディスクのいずれも毎月の使用後に煮沸消毒することが推奨されています。

しかし、宿のキッチンで宿の鍋を使ってするのは、お互いにいい気持ちはしません。

電子レンジでも同様です。

たとえ可能だとしても、不特定多数の人が使う鍋やそれを洗うスポンジが清潔でないこともあると思うので、なんとなく避けておきたいところです。

そもそも泊まっている宿に鍋やキッチン、電子レンジ自体があるとも限りません。

自身の煮沸用道具を持ち歩くのもまた、本末転倒になってしまいます。

③手間がある

水の問題、お手入れの問題を仮にクリアしたとしても、手間があることは変えられません。

漏れにくいなどの紙ナプキンにはないメリットがあることはもちろんなのですが、「着脱」「洗浄」「消毒」それらの手間や負担をとってまで使いたいかと問われると、旅のために検討しようとしている方にはなかなか下がらないハードルだと思います。

④それ一本でいけるか

そして、これも地味に大事なポイント。

最初から最後まで月経カップなら月経カップのみの使用でいけるかどうかも考えるといいと思います。

念のためナプキンや吸水ショーツと併用する、終盤には他の生理用品を使用する、という方も少なくないはずです。

しかし、それでは月経カップに加えてナプキンなども持っていかなければなりません。

それならもうナプキン一本でいいのでは、となるわけです。

吸水ショーツの場合

吸水ショーツは月経カップ、月経ディスクに比べてより手軽に扱うことができます。

しかし、これもバックパッカーだとデメリットがどうしても勝ってしまう印象です。

まず、個別でつけ置きしたり手洗いしたりといった洗濯の手間があります。

毎日場合によっては複数枚を洗うのはなかなか面倒だと思います。

ドミトリー部屋や水回り共用のホステルだとなおさらやりづらいでしょう。

出先で交換した場合には、それを持ち運ばなければいけないのもデメリットです。

そして、吸水ショーツを利用の場合もまた荷物が多くなるということが考えられます。

多い日のために吸収量の多いものを持って行こうとすると分厚く嵩張り、吸収量が少ないものを選択すると今度は枚数が必要になり結局嵩張る、かつ洗濯の手間も増えます。

どう頑張っても洗い替えで必ず2枚は必要で、洗濯できない可能性も含めると、予備や他の生理用品も必要に応じて用意しなければなりません。

そのため、これも使い捨てナプキン一本にしたほうがきっと楽で嵩張りも少ないです。

布ナプキンの場合

布ナプキンも吸水ショーツと似ています。

洗濯の手間があったり、出先で交換したものは持ち運ばなければならなかったり。

同じナプキンといえども、使い捨てのものと違い使っても減らないため、持ってきた布ナプキンは旅中ずっとそのかさのまま持ち歩かなければなりません。

交換や洗い替えで10枚ほどは用意すると考えたら、これももう紙ナプキンの方がいいのでは…となります。

タンポンの場合

これは一概にイマイチだとは言えません。

むしろタンポンが向いているシーンなんかもあります。

海やプールに入る日と生理の日が被ってしまったなんてとき(※可能な限り避けるのがベター)や、激しく動く予定のある日など。

ただ、経血の量が少ない時には痛みが出てしまったり、トキシックショック症候群防止のため連続使用は推奨されていなかったりで、どうしてもナプキンと併用せざるを得ないと思います。

そのため、基本は紙ナプキンを使用し、いざという時のためにタンポンを1〜2本持っておくという形にするのがベストなのではないかなと思っています。

海外の紙ナプキンってどうなのよ?

ここまでの解説で分かるように、海外旅行には様々な問題がついてきます。

とりわけどんな環境に置かれるか分からないバックパッカー旅では、「衛生的」かつ「手間が少ない」紙ナプキンを使用するに越したことはありません。

では、そんな紙ナプキンは海外でどんな感じ?ということ。

まず、海外でもスーパーや薬局などで簡単に手に入れることができます。

そのため、日本から大量に持っていく必要はありません。

そこは安心してください。

ただ、質はやはり日本のものがいいです。

日本製品はやはり素晴らしいです。

しかし、海外のものでも使用するにあたっての問題は何もありません。

私は特にナプキンのこだわりはなく、持ち運び的にスリムタイプであればなんでもいいので、いつも最安のものを購入して使用していますが、特別不快に感じたなどということは今までありません。

最安でもサラッとした快適な使い心地のものもありました。

質にこだわりたい場合は、お値段中間層以上のものを選ぶと、ある程度のものは買えると思います。

日本のように選択肢もたくさんあります。

ネットの中には海外製品の質の低さを嘆く女子バックパッカーたちの声もありますが、「そんなにひどくないよ」と私は言いたい。笑

大丈夫です!

きいろ

ただ、オーガニック製品があるかまでは見ていないにゃ、すまんにゃ…

また、心配の一つであろう荷物の嵩張りですが、スリムタイプに少量パックも売られており、生理はある程度予測もできるので、持ち運びの負担は意外とありません◎

私はいつも10枚前後入りのスリムタイプのものを購入しています。

生理後余った数枚を持ち歩き、また生理の日が近づくと少量パックを購入するというサイクルです。

足りない場合は追加でまた少量パックを買えばOK。

「経血量が多くてそんなの一日で使い切って不安だよ…」という方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、スリムタイプ10枚程度なら嵩張りを気にせず持ち運べそうではないでしょうか。

昼用2個をずらして繋げて使用すれば夜用の代わりにもなるので、種類ごとに購入する必要もなしです。

紙ナプキン、意外と嵩張りません!

おわりに

もちろんどの国に行くか、どんな旅をするかにもよるので一概には言えませんが、特に衛生的な面を考えると、なんやかんや使い捨て紙ナプキンが世界旅行には一番最適だと思います。

デリケートな問題ですし、生理や体質には個人差もあるので難しいトピックですが、基本的にはこの考え方や方法がいいかなと私は考えています!

きいろ

しんどいときは無理は禁物にゃ

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この記事を書いた人

動物をこよなく愛するアラサー女子。

大学卒業後、夢だったオーストラリアワーホリへ。
海外に行ってみたり大好きな日本でのんびり暮らしたり、現在は夫と世界のどこかでふらふら生きてます。

自分の心地いいを大切に、
旅の愛用品や旅行情報を発信中!

極細々とオリジナル動物グッズの制作販売も始めました。(https://rieirosanpo.base.shop/)

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