こんにちは!Rieです。
アイスランドで有名な動物といえば、なんといってもパフィン!
特別島に行ったりツアーに参加したりせずとも、アイスランド本土には個人でアクセスして見られる場所が複数あります。
なるべく節約したい、好きなだけ見たい、という方々はぜひ参考にしていってください。
本土で見られる場所一覧

①Látrabjarg
②Tjörnes Peninsula
③Borgarfjarðarhöfn
④Dyrhólaey
首都レイキャビクから時計回りに紹介します。
Látrabjarg(ラゥトラビャルグ)

西部フィヨルドに位置するこの場所は、少し行きにくいため観光客の数は少なめで、落ち着いてゆっくりみられるスポットです。
パフィンがたくさんいることはもちろん、彼らとの距離もとても近く、文字通り目の前で観察することができます。
パフィンの数や見やすさ、混み具合など、色々総合的に考えると1、2を争う最高のパフィンスポットだと感じています。
詳しくはこちら。

Tjörnes Peninsula(チョルネス半島)
チョルネス半島も有名なパフィンスポット。
個人で見るには半島の北側や東海岸が有名です。
北側はVoladalstorfaと呼ばれる半島の先端にある灯台周辺で見ることができ、東側はHringsbjarg Cliffというエリア、Googleマップで「Öxarfjörður – point of view」や「Cliff Viewpoint」とピンが立ってあるところで見ることができます。
こちらも場所柄人が落ち着いており、大自然の中でゆったりとかわいい姿を観察することができますよ。
もしかしたらクジラやイルカを見られるチャンスもあるかもしれません。
Borgarfjarðarhöfn

私が個人的に一番推したいパフィンスポットがここ。
Borgarfjörður Eystri(ボルガルフィヨルズル・エイストリ)とも呼ばれています。
首都と正反対の場所に位置しながらとても有名かつ人気の場所で、毎日たくさんの人が訪れています。
ここはパフィンの数や彼らとの近さが最高なだけでなく、周辺の景色までもがとても素晴らしく、絶景もかわいい姿も同時に楽しめる場所となっています。
最近駐車場が有料になってしまいましたが、それでも訪れる価値大アリのイチオシスポットです。
詳しくはこちら。

Dyrhólaey(ディルホゥラエイ)

こちらも有名なパフィンスポット。
首都レイキャビクや他の有名なアイスランドの観光スポットから一番アクセスがしやすい場所のため、首都からあまり遠くまで行く予定ではない人、アクセスしやすいパフィンスポットを探している人におすすめ。
パフィンもたくさんいるところなのですが、我々がアクセス可能な範囲が崖からまあまあの距離があるため、飛んでいる子たちや崖の上に来た子たちを少し遠くから見ることになります。
もちろんタイミング等はあると思いますが、そのような感じでただでさえ見られる数がそこまで多くなかったり遠かったりする上、崖の近くは人が多くて気軽に身動きが取りにくく、駐車場からも少し歩かなければならないため、正直私はあまり好きではありませんでした。
近くのビーチ(Reynisfjara Black Sand BeachやVikurfjara Black Sand Beach)もパフィンスポットの1つで、ビーチでは下からパフィンがいる崖を見ることができたり、海にいる姿も見ることができます。
例外3ヶ所
Ingólfshöfði(インゴルブスホブジ)
ここは一応本土ではあるのですが、そのアクセスの難しさから個人で行くのはほぼ不可能なので、ツアーに参加する必要があります。
その分あまり有名ではないため、穴場を狙う人にはぴったりです。
しかし、あくまでも個人で見に行きたいという方たちはリストから外しておきましょう。
Hornstrandir Nature Reserve(ホルンストランディル自然保護区)
こちらも本土ですが、自力では見られない場所。
パフィンはこの保護区内のHornbjargという崖とHælavíkurbjargという崖に営巣しており、Ísafjörður(イーサフィヨルズル)からボートで行くことができます。
Hvítserkur
こちらは自力でのアクセスが可能な場所です。
しかし、パフィンの数はあまり多くなく、必ず見られるわけではないようです。
もちろんパフィンを含め様々な鳥さんがここに生息していますが、「パフィンはたまに見られるよ」という感じなので、ついでにふらっとというテンションで訪れてみるのがいいかと思います◎
見るときのポイント・注意点
パフィンの時期は4月中旬から8月下旬
パフィンは海鳥のため、基本は海上で暮らしています。
彼らが陸上のコロニーに帰ってくるのは繁殖期であるこの約4ヶ月間のみ。
8月上旬からはまた徐々に海へと帰り始めます。
場所によっても微妙にズレると思うので、時期の序盤や終盤に訪れる予定の方は、行く場所のパフィンの状況をよくチェクしておくことをおすすめします。
ちなみにベストシーズンは6月と7月で、この時期に行くとどのスポットでも確実に見られるはずです。
早朝もしくは夕方以降がおすすめ
パフィンちゃんは昼行性の動物ですが、日中は海へとお出かけしているため、陸上で見られるのは早朝や夕方といった時間帯が主になります。
夜行性の動物を観察するときと同じような感じと覚えておくと◎
パフィンには触らない
彼らは人間を怖がりません。
そのため、簡単に近づくことができますし、彼らからも気にせず近づいてきます。
しかし、それは決して「触って〜」「かわいがって〜」ということではないので、触りたい気持ちはグッと堪えて見守るだけにしましょう。(そうだったら可愛すぎるのですがね。笑)
パフィンに餌をあげない
同様に、餌を与えることも厳禁です。
相手は野生動物ということを忘れずに!
パフィンを驚かす行為をしない
大声を出したり、急に座ったり立ち上がったり、走ったりといったような、彼らにストレスを与えたり驚かせてしまったりする行為はしないように心がけてあげてください。
優しい気持ちで、ゆっくりとした動作で、静かで穏やかな環境をキープしましょう。
その他本土以外(島やツアー参加)で見られる場所
本題からはズレるので、軽い参考程度に羅列。
・Akrey Island
・Lundey Island
・Breiðafjörður
・Flatey Island
・Vigur Island
・Hornstrandir
・Grímsey Island
・Skrúður Island
・Papey Island
・Vestmannaeyjar
など、パフィンが見られる場所はアイスランドにたくさんあります。
レイキャビクから出るツアーもあるので、運転に自信がない方や自力で行くことに不安や抵抗のある方でもパフィンに出会えますよ。
おわりに
パフィンの60%がアイスランドに生息しているというだけあって、アイスランドにはたくさんのパフィンスポットがあります。
自力で、しかも無料で見られるところもあるので、気軽に訪れることができますよ。
パフィンの魅力にハマっている方、アイスランドに行く予定の方はぜひぜひ訪れてかわいい姿に癒やされてください!
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