【体験談あり】旅先で南京虫被害に遭わないためにできる対策5つ

最悪な思い出にならないために!南京虫対策5選

こんにちは!Rieです。

あいつ、嫌ですよね。

快適な旅行の最大の敵、あいつです。

そう、南京虫です。

絶対に刺されてはいけません。

刺されると地獄が待っているとか…

私は未だ刺されたことはないですが、何度か見かけたことはあります。

少しでもできることは対策をしてお互い気をつけましょうね!!(必死)

目次

南京虫対策でできるとこ

①とにかく目視で確認する

これが最も大事です。

いないかどうかきちんと自分の目で隅々までチェックすること。

特にベッド!

宿に着いたらくつろぐよりもまずはチェック。

きいろ

荷物を下ろす場合は、置くところにもいないか要確認にゃ

ベッドのマットレスを持ち上げて隅々までしっかりチェックします。

持ち上げた反対側などは見えづらいので、四隅全ての方向から順番に持ち上げて全体をしっかり確認してください。

スマホなどで光を照らすと見やすいです。

ヤツ本体のほかにも糞の形跡がないかなども注意して見るとより◎

糞は血が混ざった赤っぽい黒っぽい色をしていて、その色の点のようなシミが見つかるといる可能性が高いです。(私はまだ実物を見つけたことがないので、具体的な印象は書けないですが…)

もし見つかってしまったら部屋を変えてもらいましょう。

ベッド以外にもソファやカーペット、移動のバスなどの座席にも注意が必要です。

基本的には暗くて狭い場所が大好きですが、ちょっとした隙間にスッと入り込むので、どこに潜んでいるか分かりません。

ヤツがせっせと移動中で、普通に床や壁にいる場合もあります。

神出鬼没ですね。

本当になんて恐ろしいやつ…

②できるだけいなそうな宿を選ぶ

そもそもヤツがいそうな宿は選ばないということもとても大事です。

予約する前に口コミには必ず目を通しましょう。

予約サイトの口コミと、Google Mapの口コミもチェックするといいと思います。

私が見た感覚では、Google Mapのほうがそういう口コミが書かれている傾向があります。

ヨーロッパの都心の場合、安い宿はことごとくヤツの名前が挙がっていることも多いです…

きいろ

もう恐ろしくてどこにも泊まれないにゃ…

最近であろうと過去であろうと、口コミで一度でもその存在が書かれている宿は選ばないようにしています。

報告を受けてきちんと駆除をする宿もあると思いますが、対策をとる宿と何もしない宿と簡単に判別できないので、期待や信用はしないほうが得策です。

また、ヤツはツルツルしたところを登れないので、ベッドフレームが鉄パイプでできたベッドを採用している宿に泊まるというのも一つの対策です。(木はNG)

すでにベッドに潜んでいる場合には無意味ですが、床経由でベッドにやって来るヤツを食い止められる可能性はだいぶ高くなります。

それから、できればドミトリー部屋は避けるのがベターです。

なかなかバックパッカーの一人旅だと予算の関係で泊まらざるを得ないかもしれませんが、やはりリスクは高まります。

人数が多く、人の出入りも激しいので、いつ誰が持ち込むか分かりません。

自分が十分に気をつけていても誰かが持ち込んだら終わりです。

個室だから絶対安心というわけではないですが(別部屋からドアの下をすり抜けて来るかも?)、不特定多数の人とシェアするドミトリー部屋はできるだけやめておいたほうが安心です。

一度、壁が天井までなく、部屋の上部は隣と繋がっているドミトリー部屋に泊まったとき、その上空間を利用して隣の部屋からやって来たヤツがいました。笑

白昼堂々壁を歩いてやってきたあいつを見つけたときは、恐怖と不安と隣人への怒りが襲ってきました。笑

できればちゃんとしたホテルに泊まるのがリスクを抑える一つの方法ですが、お高いのでなかなかそうはいきませんよね。

ましてやバックパッカーなんて。

私も極力費用は抑えたいので、なかなかホテルには泊まれなくても、ホステルの個室かAirbnbをよく利用しています。

特にAirbnbはホステルなどの一般的な宿泊施設よりも安い傾向があり、オーナー自身が住む家の場合は、仮にヤツ問題があればきちんと対処する可能性が高いだろうということも考えられるためおすすめです。(私はただ「安いから」が利用する主な理由。笑)

Airbnbの安い部屋は郊外にありがちで、中心部から離れているのはネックですが、それよりもメリットが上回ることも多いのでぜひチェックしてみてください。

二人旅ならむしろドミトリー部屋より安く泊まれることもよくあります。

口コミをしっかりチェックした上での個室宿では、今のところヤツを見たことはありません。

③防虫効果のあるトラベルシーツを使用する

とにかく我が身を守る作戦!

防虫効果のあるシーツを持参して、それにくるまって寝ればバリアを張ることができます。

この場合荷物は無防備なままなので、後述する「ビニール袋に入れる作戦」で別途守ってください。

トラベルシーツはCOCOONのシルク100%のものがおすすめ。

米国環境保護庁にも登録されている高度な防虫加工で、洗濯を繰り返しても持続するそうなんです。

なのに嫌なにおいは一切なし。

シルク100%なので、お値段が張ることと手洗いしなければならないことはマイナスポイントですが、肌触りは最高だしコンパクトになるため持ち運びにも最適。

片手のひらサイズです。

実際にトラベルシーツを手のひらに載せている写真

肌触りや嵩張りよりもとにかく安く抑えたいという方はコットンタイプもありますよ!

トラベルシーツは南京虫対策以外にも、シンプルに汚くて抵抗のある場所で寝るときや、空港泊などで軽いお布団が欲しいとき、寝袋だけでは寒いときには中に仕込んで合わせ技で使うこともできます。

④ヤツの嫌がるにおいを撒く

どうやらヤツはクスノキ(樟脳)のにおいが嫌いらしいです。

アロマやスプレーを使って追い払いましょう。

携帯用サイズのものもあり、旅行にも持って行きやすいです。

⑤荷物はビニール袋に

前述したように、ヤツはツルツルしたところを登ることができません。

そのため、ドミトリー部屋に泊まるときは特に、荷物はビニール袋に入れて置いておくことをおすすめします。

他の人の荷物とも触れないように注意です!

何かを取り出したいときには少し不便ですが、万が一ヤツが自分の荷物に来てしまったときの手間や被害に比べたらなんてことありません。

バックパックはもちろんですが、スーツケースの場合でもキャスターの隙間には気をつけろなどとも言われているので、蓋を閉めるだけでなくなるべくビニール袋があるといいと思います。

私の鳥肌体験談

私がこれまで出会ったのは計3匹。

1匹は過去の東南アジア旅で。

もう2匹は世界一周旅で。

彼らとの出会いを書きます。

第1話

初めて出会ったのは数年前タイの夜行バスで。

足元にバックパックを置いていたのですが、その近くで「何か動いているものが視界にちらつくような…」と感じたので、よく見てみるとそこには床を這う虫が。

嫌だなあと思ったのですが、触るのもまた嫌だったので、とりあえずは様子を見ることに。

そしてしばらくしてまた見てみるとなんと、私のバックパックに登っている…

「気持ち悪いし追い払いたいけど、でもやっぱり触るのも嫌だし…」で迷った結果、自分でどこかに行ってくれることを強く願ってまたも放っておくことにしたのです。

そのまま眠って朝が来て目的地に着いて、マックに入り席に着いたらなんと、まだあの虫がバックパックにいるではないですか。

「まじかよ全然どこにも行かないじゃんずっといたのかよ…」とさすがに無理になって、マックで支給された紙ナプキンを使って床に払い落としたんですよね。

で、何事もなく事なきを得たのですが、後々これが南京虫だったって気がつきました。

旅が終わってしばらく経ったときに。笑

「なんで数時間も野放しにしておいたんだ自分!バカすぎるでしょ!!」と強く思いましたよ…

刺されたり卵を産み付けられたりされなくて本当によかった…

存在はもちろん知っていたし、画像でも一応見たことがあったんですけどね。

そのときはなかなか現実味もなかったので、頭にはぼんやりとしか残ってなかったんでしょうね。

まだ色々無知で甘かった当時の自分です。

殴りたい。

第2話

ポルトガルのポルトでドミトリー部屋に泊まったときのことです。(何か入りがほん怖みたいになった)

これは「②できるだけいなそうな宿を選ぶ」で少し書いた、隣の部屋からこんにちはのお話です。笑

自分のベッドでのんびりしていると、上のベッドにいる夫がいきなり「◯◯◯◯!」と焦り出して(夫はちょうど歯磨きをしており、ハミング的な感じで訴えてきたので、何て言いたいのか最初は理解できず。笑)、何事かと思ったら壁を下に向かって歩いてくるヤツが。

確保してトイレにバイバイして、自分たちのベッドや荷物を再確認しました。

疲れた…

宿のスタッフに報告しようともしましたが、私たちのせいにされても嫌だったので結局それはやめました。

その辺が難しいところだなとすごく思います。

誠心誠意冷静に対応してくれるところならいいのですが。

読めない…

第3話

3匹目はコロンビアのボゴタにて。

お世辞にもきれいとは言えない、いや、もうはっきり言うと「まじで無理」って感じのドミトリーで数日滞在した最終日の朝です。

いつも通り朝起きてトイレで用を足しているとき、ズボンのポケットからモゾモゾ出てきた怪しげな影が…

ヤツでした。

これは本当に青ざめました。

ついに終わったと思いました…

泣きそうになりながら自分の体や服などをチェックして、延泊しようとしていたのをキャンセルして出ました。

まじで誰だ持ち込んだやつ!許すまじ!

しかも、トラベルシーツで寝ていたのに。(まじでなんで)

おそらくですが、朝起きるとシーツの側面からギリギリ少しだけはみ出てしまっていたので、そこから朝方に侵入したのではないかと推測しています。

愛用しているCOCOONのトラベルシーツは、寝袋みたいな形になっているのですが、全方位が完全に縫われているわけではないんですよね。

一部外に通ずる空間があります。

この可能性があったか…と、完全にシーツの中に入っていないと効果が薄いことが分かりました。

これから使用する方、極力はみ出ないように気をつけてください!

幸い数日経っても、自分の体にも荷物にも異変はなく、今回もどうにか何事もなかったとようやく少しは安心できたのでよかったです…

念のため履いていたズボンはビニール袋に隔離して持ち歩き、つけ置き洗濯機洗いからの乾燥機をガラガラ回しておきました。

世界一周旅で泊まったドミトリー部屋は4つ。

打率5割。

高すぎてコワイ。

ドミトリーキケン。

おわりに

書いているだけでも嫌になってきました。笑

極力荷物を増やしたくない方は、特別何かを持っていかなくても対策①と②だけすればだいぶ防げると思いますよ!

「南京虫?なんか聞いたことあるけどいまいちよく知らない…」という方は、嫌かもしれませんが一度調べてその姿を見ておくことをおすすめします。

どういう見た目かはっきり知らないと、見つけてもスルーしちゃう可能性がありますからね。(誰が偉そうに言ってんねん)

きいろ

ぼくもあいつは大嫌いにゃ

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この記事を書いた人

動物をこよなく愛するアラサー女子。

大学卒業後、夢だったオーストラリアワーホリへ。
海外に行ってみたり大好きな日本でのんびり暮らしたり、現在は夫と世界のどこかでふらふら生きてます。

自分の心地いいを大切に、
旅の愛用品や旅行情報を発信中!

極細々とオリジナル動物グッズの制作販売も始めました。(https://rieirosanpo.base.shop/)

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