クレジットカードを守るべし!海外旅行ではスキミング対策が必須。

4枚のスキミング防止カードケース

こんにちは!Rieです。

この現代、海外旅行でもクレジットカードを利用する方は多いはず。

しかし、カード一枚で簡単に支払いができる反面、万が一盗まれると大変。

お金も情報もたくさん悪用されてしまうかも…

しかもそれは、現物を取らなくても可能なんです。

物理的な盗みだけではなく、実体がない情報そのものも盗まれないように注意が必要です。

スキミング」って聞いたことある人も多いのではないでしょうか。

さっと情報だけ抜き取っていく華麗な技です。

技術の発達ってこわい。

いや、すごいけど。

目次

スキミングとは?

スキマー(磁気情報読取装置)と呼ばれる装置を利用して、クレジットカード裏にある磁気ストライプに記録されているデータを読み取り、カードの情報を盗み取ることです。

ざっくり言うと、特殊な装置で不正にカードの情報を入手するといった感じですね。

しかも、これはスキミングされた時点ではなかなか気付くのが難しく、不正利用通知や請求書を見て初めて被害に遭ったことがわかる場合が多いのが厄介なポイントです。

スキミング被害に遭いやすいカードは?

①磁気ストライプのあるカード

カードの情報は磁気ストライプとICチップの両方に記録されています。

磁気ストライプはカード裏上部にある黒いテープ部分、

磁気ストライプの場所

ICチップはカード表にある金色もしくは銀色の金属部品です。

ICチップの場所

磁気ストライプのほうは情報が暗号化されていない一方で、ICチップのほうは暗号化がされている上、無理に情報を読み取ろうとするとデータが破壊されるシステムになっています。

よって、磁気ストライプのカードのほうがスキミング被害に遭いやすいです。

しかし、現在ではセキュリティの高いICチップのカードが増えてはきているものの、ICチップが搭載されているから安心というわけではないんです。

ご自身のICチップが搭載されているカードの裏を見てみてください。

多くのものが磁気ストライプもあるのではないでしょうか。

万が一ICチップが読み取れなかったときに磁気決済ができるよう、まだまだ両方搭載されているカードが多いのが現状です。

この磁気ストライプがある限り、スキミングの危険性は大いにあるということです。

つまり、「磁気ストライプのみ」「ICチップのみ」「磁気ストライプ+ICチップの両方」この3パターンのうち、セキュリティが強いと言えるのは「ICチップのみ」のカードになります。

②非接触型のカード

タッチ決済のできるカードがこれにあたります。

便利な反面、スキミング的にも非常にやりやすいです。

タッチ決済=機械に挿入せずに情報が読み取れる」わけなので、スキミングも装置をかざすだけでできちゃうのです。

街中でスキマーを持った人とすれ違うだけで情報が持っていかれてしまいます。

ひい、恐ろしい…

スキミングの手口

・カード決済の端末にスキマーを仕掛ける
・ATMのカード挿入口にスキマーを仕掛ける
・通りすがりにスキマーをバッグにかざす
・暗証番号式のロッカーの暗証番号を盗み見たり、警官などになりすましたりしてカード現物を手に入れスキミングする

これらが主な手口です。

カード自体のセキュリティや、この手口には強いなど色々あると思いますが、上に挙げた中でも大半のカードで引っ掛かり得るものが1つ以上あると思います。

そのため、基本的にみなさん対策をするのがベストです。

しっかり対策をすることで、リスクを十分に避けることができます!

スキミング対策でできること

①信頼できる店でしか使わない

カード決済の端末で情報を抜き取られることを防ぐため、個人店やよく分からないお店、治安の悪い地域では現金払いでいきましょう。

もちろん大きなチェーン店や安全そうなお店でも、その店員さんが悪質で個人的に仕掛けている場合もあるため、100%大丈夫とは言えません。

その点はいつ何時でも頭の片隅に入れておく必要があります。

しかし、そこまで考えてたらどこでも使えなくなってしまいますもんね…

基本的にはメジャーではないお店、治安の悪い国や地域を避けていれば比較的安全だと思います。

ATMでも同様に、大きな信用できる銀行で利用するのがより安心です。

そして、利用履歴はこまめに確認して、もし不正利用を見つけたらすぐにカード会社に連絡!

②カードを挿入する前に変な装置が取り付けられていないか確認する

ATMや決済端末のカード挿入口に変な装置が取り付けられていないか、しっかり確認をしてから利用するようにしましょう。

同様に、特にATMにおいては変な場所にカメラがないかもチェック。

カードの情報と同時に暗証番号も知られてしまう可能性があります。

③人に渡さない

決済時にお店の人の手に渡る場合は利用をやめておきましょう。

サッとスキマーに通される可能性があります。

自分で機械に差し込んだりかざしたりで完結するときのみの利用が安心です。

例えば、席で会計をするレストランでは、決済端末を席まで持って来てくれる場合はOK。

しかし、店員さんがカードをレジまで持っていく方法で決済される場合には利用をやめておきましょう。

ニセ警官にももちろん注意!

安易にカード情報やカードそのものを他人の手に渡さないこと!

④スキミング防止グッズを使用する

非接触型のカードを守るために非常に有効です。

ATMでやられたりレストランでやられたり、あらゆる場面でスキミングの危険はありますが、その中で最も自分で防ぎようがないのが、通りすがりにサッと機械をかざされる方法。

これにはスキミング防止グッズを活用して対策をしましょう。

スキミング防止カード、スキミング防止シール、スキミング防止カードケース、スキミング防止素材のセキュリティポーチなど、スキミングに必要な電波の送受信を妨害するグッズが世の中にはたくさん出ています。

使うとき以外はこれらに守ってもらうと◎

おすすめスキミング対策グッズ

あらゆるグッズがある中で、私的に一番おすすめなのはスキミング防止カードケース。

嵩張らず、使うときの出し入れも簡単です。

複数枚まとめて入れられるものと、1枚ずつバラバラに入れるものとがありますが、1枚ずつのほうがベスト。

セキュリティ的に財布は複数に分けておきたいですし、カードを1枚だけ持ち歩きたいときにも、1枚用のケースが重宝します。

私はpacksafeのものとKathmanduのものを使用しています。

4枚のスキミング防止カードケース

しっかりしたブランドのものでも決して高くないので、持っておいて損はないグッズです。

最近ではダイソーでも売っているので、少しでも節約したい方はそちらを覗いてみてください。

おわりに

海外旅行は本当に気をつけることが多くて疲れてしまうこともありますよね。

しかし、スキミングに関しては、普段はスキミング防止ケースに入れて、利用する場所さえきちんと選べばそんなに大変なことはないと思います。

やって損はないので、上手くグッズを活用しながら安全に楽しい旅をしましょう!

海外旅行の盗難対策術はこちら。

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この記事を書いた人

動物をこよなく愛するアラサー女子

大学卒業後、夢だったオーストラリアワーホリへ
海外に行ってみたり大好きな日本でのんびり暮らしたり
現在は夫と世界のどこかでふらふら生きてます

自分の心地いいを大切に、
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