野生のパフィンを見るならここが一番おすすめ!【アイスランド・野生動物】

野生の彼らを見るなら絶対ココ!ベストパフィンスポット

こんにちは!Rieです。

北の海鳥の中で圧倒的人気を誇るパフィン。

3種類(ツノメドリ、ニシツノメドリ、エトピリカ)いるパフィンの中でも、より日本人に有名で人気があるのがニシツノメドリという種類のパフィンです。

ニシツノメドリの生息地は北大西洋なので、なかなか日本からはパッといけるような場所ではない上、なんと絶滅危惧種にも指定されている彼らですが、行くところに行けば簡単に見られる子たちです。

そして、そんな彼らの生息地の中で、会いに行くなら絶対にここがおすすめという場所を紹介します。

目次

Borgarfjarðarhöfn(英名:Borgarfjardarhofn)

Borgarfjarðarhöfnの場所の図解

それはアイスランドの東部にあるBorgarfjarðarhöfnというところです。

首都レイキャビクの反対側にあり、少し行きづらいと思うかもしれません。(車で9時間前後)

しかし、アイスランドを訪れる方はその場所柄、レンタカーを借りて色んなところを回る方も多いと思います。

一周回ったり、遠いところまで足を伸ばしたりする方も少なくないはず。

その流れで立ち寄ればきっと大変ではないと思います。

そこまでの道のりもヘンテコな走りづらい道はなかったと記憶しています。

一番メジャーな観光プラン、アイスランド南部を回る計画をしている方たちにとってはやはり少し遠い場所かもしれませんが、興味や時間が合う方にはぜひ足を運んでみてほしい素敵な場所です。

おすすめな理由

①数が多い

あたり一面にパフィンがいる様子

まず推したい理由は、見られる数が断然多いから!

パフィンで有名なアイスランドの本土にある主要生息地3つを回った結果、ここのパフィンが圧倒的に多かったです。

まさにパフィン天国!

あたり一面にパフィンが広がっています。(表現として正しい?笑)

②至近距離で見られる

コロニーそばを歩けます

数だけでなく、その近さもすごい!

至近距離で見ることができます。

文字通り目の前で見られ、普通に足元にいます。

人を全く恐れないので逃げられることもありません。

望遠カメラや双眼鏡などがなくても、十分にその姿を隅々まで観察することができます。

③周りの景色も最高

パフィンと絶景の山々

パフィンがいる岬の後ろには雪を被った山々が連なっています。

本当に絶景です。

絶景な上にかわいい動物がいてもう最強ではありませんか?

夕日の時間もとてもきれいでした。

夕日の時間
地面が夕日に照らされている様子
夕日に照らされるパフィン

④見学小屋がある

小屋の中

寒いところを生息地とするパフィン。

もちろん見る我々も寒いところに身を置かなければなりません。

地上でパフィンを見られるのは春から夏ですが、ダウンを着ていても寒いこともしばしば。

しかし、ここには暖房器具が設置された小屋があるのです。

神か…

そこまで大それた設備ではないので、すごく暖かいというわけではないですが、外にずっといるのとでは全然違います。

小屋内には椅子もあるのでゆっくり見られますよ。

ただ、より鮮明にパフィンを見たり撮影したりしようとみんなが窓を開けると普通に寒いです。笑(自分1人のときは問題なしでした)

⑤カフェやトイレもある

すぐ近くにはカフェ(営業時間9:00〜17:00)やトイレもあります。

トイレはなんと無料。

非常にありがたい。

パフィンの前後に美しい景色を見ながらのんびりコーヒーブレイクなんてのも素敵ですね。

⑥無料(現時点)

昨年まで無料だったこのスポット。

実は今年から車1台1000クローナ(現在1クローナ=およそ1.1円)がかかってくるとの発表がありました。

しかし、未だ工事が終わっていないのか、2025年6月時点の口コミにはまだ「無料だった」という書き込みが複数見られました。

まだ設備が整っていない今がラストチャンスです!笑

でも!

たとえ有料になったとしても、ここはNo.1スポットだと胸を張って言える素晴らしい場所です。

むしろ今まで無料だったのがびっくり。(アイスランドの有名観光地は有料なことも多い)

注意点

①時期がある

海鳥であるパフィンがコロニーに戻ってくるのは4月中旬〜8月中旬の4ヶ月ほど。

ベストシーズンは6月〜7月。

8月上旬頃からは再び海へと帰り始めます。

1年中見られるわけではないので、パフィンを見たい方はその時期に合わせて旅行計画を立てましょう。

②静かに見る

人を恐れないパフィンですが、何の配慮もしなくていいわけではありません。

彼らを驚かせてしまわないように、大声を出したり走ったりすることなく、静かに見守りましょう。

今回私が訪れたときもみなさんヒソヒソ声で話していました◎

③触らない

相手は野生動物です。

いくらかわいくても、逃げなくても、決して触ったりはしないようにグッと堪えましょう。

また、ここBorgarfjarðarhöfnにはデッキが整備されています。

そのデッキから足を踏み出してパフィンたちの領域に入ることも控えてあげてくださいね。

パフィンちゃん写真集

ここで過ごしているパフィンたち
草を咥えているパフィン
口を開けて何かを訴えているパフィン
これは何をしているんだろう?
黄昏ているパフィン
飛んでいるパフィン
パフィン5レンジャー
ペアでくちばしを打ち合っているところ
ペアはくちばしをぶつけ合って仲を深めているそう
巣穴の中にいるパフィン
一触即発なパフィン
パフィンの横&後ろ姿
喧嘩をして首がもげそうな角度になっているパフィン
首の角度大丈夫?
幸福の黄色いハンカチのような場所で過ごしているパフィンたち
幸福の黄色いハンカチみたいになってる。笑
選挙のポスターのようなシャンとした佇まいのパフィン
選挙出そう
お魚をゲットして戻ってきたパフィンが着地する瞬間
お魚ゲットしてご帰還
カメラ目線のパフィン
カメラ目線ありがとう
パフィンたくさん
ちょこんとした佇まいのパフィン
ちょこんと感がかわいい
景色のいい場所にいるパフィン
海を漂うたくさんのパフィン
海を漂うパフィンたち
お魚を咥えて飛んでいるパフィン
獲れ高はあまりよろしくなかったようで
寝ているパフィン
おやすみなさい

見れば見るほど夢中になる鳥

パフィンって本当にかわいいんです。(いや、みんな知ってる)

写真で見てももちろんかわいいのですが、実際に動いている彼らを見るとより虜になります。

よちよちとした歩き方、色んなものをすぐ咥えちゃうところ、のんびりマイペースなところ、ちょっと危なっかしいところ、行動がいちいちかわいいんです。

鳥さんなのに飛ぶのもすごく一生懸命。笑

羽ばたき回数がとても多く優雅とは程遠い姿で、早送りを見ているような感じです。笑

ここに限らずパフィンの生息地にはパフィン以外の黒白の鳥もたくさんいますが、少し遠くても一瞬で通り過ぎても、その羽ばたきの多さから一発で「今のパフィンだ」って分かります。

調べてみると、どうやら翼が小さいため飛ぶのが苦手だそうで。

一生懸命羽ばたかないと飛べないらしいです。

かわいすぎる。笑

そんな飛ぶのが苦手なパフィンちゃんですが、実は着地も苦手です。笑

着地した瞬間は体操選手のそれのように一瞬動きが止まります。

バランスを崩さないように踏ん張ってるみたいな。

着地した瞬間のパフィン
こんな感じ

しかも、それだけでもかわいいのに、なんと失敗することもしばしば。

仲間にぶつかったり崖にぶつかったりこてんと倒れたり。笑

こことはまた別の場所ですが、目の前が断崖絶壁の場所でパフィンちゃんを観察していると、飛んで戻ってきたパフィンちゃんがいて、着地をし…たはずなのですが上手くいかずそのまま後ろにコロコロ転がっていき崖の下へ。

崖に姿が消えてしまったのでその後どうなったのかは見られませんでしたが、鳥さんなのできっと大丈夫だと思います。

パフィンって着地の仕方変だなーとは思っていたのですが、まだパフィンの訪問1ヶ所目で公式に着地が下手っぴな鳥だとは知らなかったので、さすがにあのときはちょっと心配しました。笑

もう本当に愛おしすぎる。

おわりに

お手本のような佇まいのパフィン

そんなかわいいかわいいパフィンちゃんの私的ベストスポットはここBorgarfjarðarhöfnです。

数が多いので、その分色んなパフィンドラマを見ることができますよ。

アイスランド観光の際はぜひに!

おまけ

パフィン以外にも色んな鳥さんが生息していて、彼らを見るのもまたかわいいです。

ホンケワタガモ
フルマカモメ(Northern Fulmar)
何かを咥えて海から戻ってくるホンケワタガモ
彼らもよく海から何かをゲットしていました
ホンケワタガモ
ホンケワタガモ(Common Eider)
ミヤコドリ
ミヤコドリ(Eurasian Oystercatcher)
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この記事を書いた人

動物をこよなく愛するアラサー女子

大学卒業後、夢だったオーストラリアワーホリへ
現在は夫と世界のどこかでふらふら生きてます
でもやっぱり日本が大好き

自分の心地いいを大切に、
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