海外旅行にセキュリティポーチはいるかいらないか

金庫を開けるところ

こんにちは!Rieです。

「海外旅行でセキュリティポーチを使うor使わない」

長年この論争は繰り広げられていると思います。(論争ってほどではないかもしれないけど。笑)

こればっかりは正解はなく、個人の考えや使い勝手などによってくるため、はっきりと明言はできません。

しかし、セキュリティポーチを使用する旅・しない旅、どちらの旅も経験した上で私なりの個人的見解をまとめてみました。

目次

私は“いらない派”

先に結論を述べると、私はいらない派です。

理由①

まず、セキュリティポーチの特徴の1つである、薄くて服の中に仕込める点。

もちろん、一見盗るような物を持っていないと見せかけるのは大事です。

しかし、盗るやつは盗るのです。

凶器で脅したり羽交締めにして身ぐるみを剥がしたりして奪っていきます。

そうなったら丁寧に服の中に仕込もうとポケットの中に入れてようと同じこと。

セキュリティポーチは意味を成しません。

一方で、効果があるのはスリなどの姑息な手口の奴らです。

彼らは大々的なことをしてまでは奪っていかないので、分からないように服の中に仕込んでおけばおそらく盗られることはないでしょう。

しかし、それに関しても自分自身で十分に気をつけることができるので、私はそのためのセキュリティポーチの必要性はあまり感じていません。

また、支払いなどの際に服を捲ったり引っ張り出してきたりすることになるので、かえって目立ってしまう恐れがあります。

ここに貴重品隠し持ってますよーって教えているようなものです。

使用感としても、身に付けたままでは中身が見えづらかったり取り出しにくかったりと少し煩わしさが出てきます。

よって、普段使わない万が一の予備のお金として隠し持っておく分にはアリかもしれませんが、服の中に仕込む強いメリットはあまり感じられません。

理由②

次に怖いのがスキミング。

最近のセキュリティポーチはスキミング防止素材で作られているものも多いと思います。

これはありがたいし便利!

なのですが、わざわざセキュリティポーチでなくてもいいんですよね。

主に防ぎたいのはクレジットカードのスキミング。

次にパスポート。(これに関しては問題ないという説もあり本当に必要か私もよく分かりません)

前者はスキミング防止のカードケースがあるし、後者もスキミング防止素材でできたパスポートケースがあります。

それぞれのサイズぴったりに作られているものもたくさんあるので、セキュリティポーチに入れるよりも嵩張りません。

理由③

「セキュリティポーチに必要最低限の貴重品を1つにまとめられて身軽に出歩ける!」

いや、普通のバッグでよくない?

街歩きやちょっとした買い物ではもちろんですが、一人旅のドミトリー部屋のときなんかは特に、シャワーに持ち込んだりキッチンで料理するときにも持って行ったりと、貴重品だけを持ち歩くことも多いと思います。

貴重品は肌身離さず持っておく必要があるので、コンパクトにまとまって手軽に持ち運べるに越したことはありません。

しかし、それもわざわざセキュリティポーチである意味はそこまでないと思います。

小さいバッグで十分です。

実践している対策

では、「セキュリティポーチはいらない!」と叫んでいる私は実際どうしているか。

①スキミング防止ケースを使用

クレジットカードもパスポートもそれぞれのスキミング防止ケースを使用しています。

前者はpacsafeのものとKathmanduの物を愛用中。

pacsafeとKathmanduのスキミング防止カードケース

これに関しては安物で済ませず、きちんと信頼のあるブランドの物を選びました。

1枚ずつ収納するタイプなので、使うカードだけを簡単に取り出すことができて便利!

一見ただの紙で作ったような素材ですが、厚紙のような丈夫さがあるので耐久性もバッチリです。

帰国後も引き続きクレジットカードや銀行のキャッシュカードなどに使用するのも良きです◎

決してお高い物ではないので、買って損はないかなと思います。

後者はAmazonで色々と漁って見つけた好みの物を購入。

愛用しているパスポートケースの両面写真

シンプルでスタイリッシュなデザインで、パスポートぴったりサイズ。

無駄がなく嵩張らないながら、カードポケットがあったりチケットや紙幣などを入れられるポケットもあったりと、機能性もちょうどよく抜群。

デザインも機能も求めていたものに沿った商品で、非常に満足できたお買い物です。

スキミングに関する詳しい記事はこちら。

②サコッシュを使用

バッグはサコッシュを使用しています。(必ずチャックで口が閉まるものを)

愛用しているサコッシュ
だいぶボロボロになった。笑

サコッシュは基本的に必要最低限の作りになっているため嵩張らず、こちらも無駄がありません。

ちょうど貴重品が無理なく収まる大きさで、大きすぎず小さすぎずサイズもちょうどいいです。

財布(現金+カード)、スマホ、パスポート、ホテルの鍵、ティッシュやリップなどのちょっとした小物を入れています。

愛用している旅用財布
お財布は100円ショップの簡素なポーチ

カードとパスポートはもちろん先ほどのスキミング防止ケースに入れた状態です。

私の街歩きバッグはこのサコッシュで、宿内などで貴重品を持ち歩く役割もそのままこのサコッシュが担っています。

いつでもどこでもこの子を提げている私の相棒です。笑

カードやパスポートそれぞれに対策をしてあるため、バッグは特別なものでなくても問題なし◎

必ずしもサコッシュである必要はありませんが、街歩きバッグはひったくられにくいショルダーバッグがおすすめ!

もちろんバッグは前持ちで!

ショルダーバッグを前持ちで
この町は過去一平和だった

③バッグには南京錠を

そして、この大事な相棒には必ず南京錠を付けます。

サコッシュに付けている南京錠
100円ショップのもので十分

これにより、スリにこっそりチャックを開けて盗られる可能性をグッと減らすことができます。

ナイフで布を切る系のやつもいるので安心はしきれませんが、南京錠は海外旅行の重要アイテム!

治安が少しでも心配な地域に行くときは、少なくともジッパーロック(パズルのようにカチッとはめてスムーズには開けられないようにする防犯グッズ)は使用することをおすすめします。

100円ショップでも売っています。

100円ショップで売っているジッパーロック
これです

④バッグの上からシャツを羽織る

ショルダーバッグでも後ろから力ずくで引っ張って奪うやつがいます。

そのやる気を他で真っ当に生かしてほしいと思うのですが。笑

そのため、オーストラリアやヨーロッパなどではそこまでしていませんが、アフリカや南米など一般的に治安が悪いと言われている地域では、バッグの上からシャツを1枚羽織るようにしています。

これでバッグの紐が露出しないので、唐突に後ろから引っ張られるなどの被害を防ぐことができます。

ショルダーバッグの上から羽織りものを
ヨーロッパでも気候によっては自然とこのスタイル。笑

⑤隙を見せない

おしゃべりなど他のことに意識が向きすぎていないか、バッグは後ろに提げていないか、相手に「こいついける」と思わせないことが大切です。

例えば、電車におけるスリは乗車前からすでに目星をつけているという調査報告もあります。

高速バスはグレードの高いものを利用する、ATMの利用は場所を選ぶなど、他にも気をつけられることはいくらでもあります。

まずは狙われないようにすること、これもとても大事です。

まとめ

セキュリティポーチの要である「セキュリティ」の部分がこれを使っても万全ではない
十分に代替できる物や対策がある

個人的にはこのような理由から、セキュリティポーチはいらないと考えています。

ほぼ同等のセキュリティ条件下でもっとスマートにコンパクトに貴重品を持ち運べるので、わざわざセキュリティポーチを利用して荷物と手間を増やす必要はありません。

とりあえず、そこそこのお金を出してまで購入する必要はないかなと思います。

「特別不便さも感じていないから今持っているものを引き続き使用する」「一応の仕込みで持っておくのに安い物を買う」であればそれぞれの考えや状況もあるのでアリかなとは思います◎

きいろ

みんなはどっち派にゃ?

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この記事を書いた人

動物をこよなく愛するアラサー女子

大学卒業後、夢だったオーストラリアワーホリへ
現在は夫と世界のどこかでふらふら生きてます
でもやっぱり日本が大好き

自分の心地いいを大切に、
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