こんにちは、Rieです!
この冬、念願の野生動物たちに会うべく、夫婦で北海道に行ってきました。
今回訪れたのは、野生動物の宝庫である北海道の中でも特に豊かそうな道東エリア。
7泊8日で『釧路→浜中→根室→知床→北見→紋別→網走』と回り、たくさんの野生動物を求めて奔走してきた旅行記です。
きいろこの記事は第3弾にゃ
第1弾と第2弾はこちら




ラッコにまた会いたい!
北海道4日目。
今日も今日とて早起き。
日の出の時間帯から活動開始です。


まず向かうのは納沙布岬!
昨日に引き続き、ラッコを探します。




納沙布岬に着いたらさっそくラッコ探し開始!
この場所自体昨日はあまりじっくり見て回れなかったので、あっちに行ったりこっちに行ったり色々見て回りつつラッコをくまなく捜索しました。






すると北方領土に関する訴えがたくさんあり、切実な思いと問題の深刻さを改めて痛感。
教科書でしか習ったことがなく、歴史の一部のようなあまり現実味がないふわふわとした認識で、どこか自分事ではないような感覚でいましたが、実際にその地で直視すると、まだまだ現在進行形の重要な問題であることを実感します。
なんだかとても考えさせられる場所でした。
島々は肉眼でも目に見えるのに届かないもどかしさを、当事者の方たちは当時からどれだけ感じているのだろうと心が痛みます。




無邪気にこの地を訪れていることに少し申し訳なさも覚えつつ、自然の美しさを楽しみました。














安定に鳥さんたちに癒やされながらラッコを捜索すること1時間半。
結果、見つかりませんでした。
あちこち時間をかけて広範囲をじっくりと探しましたが、納沙布岬のラッコたちに会うことは叶わず…
こちらも花咲岬同様、霧多布岬よりも海との距離が近かったので、ぜひとも会いたかった…!
残念。
ただ、アザラシさんには会えたので少しは救われました。




まだまだ粘りたい気持ちはありつつも、根室ではラッコ探しがメインの目的というわけではないので、これにて納沙布岬で過ごす時間は終了です。
いつかまた来てリベンジしよう。(n回目)


待ちぼうけをくらう猛禽たち
次に向かったのは、東梅ハイドという野鳥観察小屋。




すぐ近くにあるレイクサンセットというお宿で毎朝猛禽たちへのエサやりを行っているらしく、周辺にはオオワシやオジロワシがたくさんいました。
ただ、彼らがたくさん集まっているところとは少し距離があったことと、小鳥や他の野鳥たちも特に見られなかったので、猛禽たちが集結しているレイクサンセットのそばへと早々に移動。笑


すると、エサやりの舞台であろう場所にはそれはもうたくさん。
ここは動物園か?
想像以上の数の猛禽たちがエサを求めてスタンバイしていました。
一度にこんなにたくさんのワシを見たのは初めて!
そしてようやくじっくり彼らを撮影できるチャンス!
ドライブ中も周辺の木々や地面、電信柱の上で止まっているのを度々見かけるのですが、なかなか車を止められるような環境ではなく、いつも泣く泣く素通り。
念願のお時間です。












初日のタンチョウのように、すぐ近くでたくさんの猛禽たちを見ることができました。
けれども、彼らのお楽しみであるご飯はいつになっても出てこず。笑
どうやら湖の氷の状況によってはエサやりをしないこともあるのだとか。
ここ最近あたたかかった影響か、今年は全体的にそうなのか、この日はエサやりが行われなかったようです。
猛禽さんたち、ドンマイです。
健気にご飯を待っている姿がなんだかかわいらしかったです。笑










あっちでもコンコンこっちでもコンコン
無事にオオワシやオジロワシを見飽きるくらい見られたので、程なくして春国岱野生自然公園へ。


こちらも昨日一旦おあずけにしていたところ。
さっそく小鳥の小道を歩きます。


小道に入るとさっそくコンコン。
音が鳴っているほうを探してみると、アカゲラちゃんがいました。


近くにはゴジュウカラの姿も。
幸先のいいスタートです。


もう少し歩みを進めるとエゾシカさんがおり、さらにはエゾリスちゃんも発見!




ここめっちゃいい!(単純)
これまで小道の散策系ではあまりいい成果が得られていなかったので、たった数分歩いただけで色んな子に出会えて最高です。
これ!
私が期待していたのはこれ!
ずっと会いたかったエゾリスちゃんにも会えて大歓喜。
ふわふわでめっちゃかわいい。


着々と会いたかった子たちに会えていっています。
その後も散策を続けるとあらゆるところでコンコンと。
ちょっと進めばコンコン。
また少し歩けばコンコン。
いつでもどこでもコンコンコンコン。
キツツキさんたちが頑張って働いている姿がたくさん見られました。






と、コースの3分の1ほどまで来たところで海が見えるところへと出ました。
地図によるとオホーツク海なのかな?
そこには白鳥さんたちがたくさん。


なんやかんや今まであまりしっかり見られていないのが白鳥さん。
ここも少し高台になっており、海とは距離がありましたが、ゆっくりとその様子を観察することができました。








白鳥さんたちもよく観察していたら結構面白いポイントがたくさんあって、愛おしさを感じたり思わず笑ってしまったり。
白鳥さんのかわいい部分をたくさん知れてよかったです。








過去に会ったことがあることと特別思い入れがあるというわけではないということでどうしても後回しになっていたけど、やっぱり動物たちは何回会ってもかわいいし新しい発見もある。
今回も白鳥さんたちの思わぬ行動に「なんかいいもの見られた」とルンルン気分になってその場を後にしました。
この先にもいくつか白鳥スポットはあるようなので、またそこで彼らを今度は間近で見られたらいいな。








白鳥さんたちに別れを告げると、また陸タイム再開。








そして次に見えたのはエゾリス広場と書かれたエリア。
これは!リスさんに期待してもいいということでしょうか!


この旅で会いたい動物の1つがエゾリス。
先ほど無事に1匹会うことができましたが、欲を言えばもっとじっくり見たいし撮りたい。
どうか会えますように…!
期待を膨らませて、いざ、参らん。


よく目を凝らして、よく耳を澄ませて、リスの気配を頑張って感じ取ろうとする我々。
だがしかし、全く見つからない。
うんともすんとも聞こえない。
さっきまでの調子の良さが一瞬にしてどこかにいきました。
でも、「エゾリス広場」の看板からだいぶ歩いたとき、ついに発見!


木の上のほうで静かに活動してらっしゃいました。
たとえ遠くても、後ろ姿でも、とてつもなく愛らしい。
もう本当にとってもかわいい。
見つけられたのはこの1匹だけでしたが、しっかり癒やしをいただきました。


その先このコースの後半部分は少し失速気味に。
前半ほどあまり動物さんに出会うことはできず、意図せず時間を巻いてゴールしました。
でも、全体を通して色んなかわいい子に会えて満足!
とっても充実した散策でした。


気分はサファリパーク
続いて向かうは野付半島です。
根室の野鳥スポットである市立根室市民の森や明治公園にも行きたかったのですが、時間が足らないのでここは断念。
またいつか行けたらいいな。


野付半島では鹿さんやキツネさんがよく見られるようで。
キタキツネちゃんにはまだしっかり会えていないのでぜひとも会いたいし、広大な土地で過ごす鹿の群れにも遭遇したい。
これまで満足のいくほど出会えていない&撮れていない子たちに会えるかもとあって期待が膨らみます。


大通りから右に曲がり半島に入ると、知床の山々が堂々と連なる景色に。
この景色だけでも素晴らしい!
絶景ドライブです。
ちなみに、反対側ではワカサギ釣りらしき人々がたくさんいました。笑


そうして周囲の景色を見ながら車を走らせていると、ついにあの子が!


第一キツネさん発見!
急いで車を止めて外に出ました。
初めましてのキツネさんにさっそく出会えて嬉しさは爆発。
ただ、残念ながらこの子はすぐに遠くへ行ってしまったので、また車に乗って先に進みます。


そして走ること5分。
再び発見!






この子、どの角度から撮っても何回撮っても、全部なんとも言えない表情をしていてとってもかわいい。笑(3枚目が特に好き)
たんまりとかわいがりたくなるお顔をしています。
ていうか、車の窓越しに撮っていたらなんだか味のある映画みたいな色味になった。
途中で夫に「窓下げないの?」と言われてから気づいて「やらかした…!」と思っていたのですが、これはこれで悪くないかもしれない、うん。


けれどもこのとき少し複雑な気持ちも。
結構近くにいたので、逃げてしまうといけないからと思い最初は車の中から撮っていたのですが、ある程度経ったところで意を決して車の外へと出てみると、この子全然逃げなかったのです。
何も警戒する様子がなく、ただただそこに居続けました。




一見すると嬉しいことなのですが、夫曰く、どうやらこの場所には人から食べ物をもらうことを覚えてしまった子がいるらしく、様子からしてこの子がそうではないかとのこと。
近くでじっくり見られて嬉しい反面、そういった事情を抱えているとなるとそれは良くない問題だなと。
「野生動物との距離感を間違えてしまうと、お互いにとって良くないことが起こり得る」ということをもっと知ってほしい…!
色んな野生動物に会いにいくことが大好きな我々も、一時的な喜びで安易な行動をとってしまわないように、都度気をつけなければいけないなと改めて感じました。
動物ファーストの行動を!








思う存分かわいい姿を見せてくれたこのキツネさんとお別れをすると、次に現れたのは雄鹿さんたち!
実はここに来るまでも鹿さんはポツポツといたのですが、毎回止まっていたらキリがないなと、たくさんの集団でいるところや景色が素晴らしいところなど、ぜひとも見たい光景でない以上は心を鬼にして先に進んでいたのです。
が、これは思わず「止まる!」と判断してしまいました。
さっきのキツネさん同様、素晴らしいロケーションの鹿さんたちです。


本当に絵になる。
野付半島最高です。
ここに来られてよかった。


その後もたくさんの鹿さんたちを見ながらドライブ。
気分はまるでサファリパーク!
車で走りつつ動物を探して、見つけたら止まって観察&撮影をするという、ナミビアで行った自家用車サファリと似た感覚を覚えました。




人生うまくはいかない
そうして順調に車を走らせ、野付半島ネイチャーセンターに到着。
ここでもこの辺りの野鳥情報や面白い展示など、ワクワク楽しめる空間が作られていました。














ひと通り館内を見回ったら、野付半島の先端に行くための通行許可証をゲットします。
野付半島でのもう一つの目的はユキホオジロに会うこと!
冬にこの半島の先端付近でよく見られるらしく、それはぜひとも行かなければと楽しみにしてきました。
しかし、通行許可証は全部で10枚、休日ということもあるのか、お昼頃に行くとすでに全て出払ってしまっていました。
順番待ちをしている方も2人ほどおり、受付の方によると、その方たちもすでに30分は待っているとのこと。
なんと…
こればかりは仕方がないので我々も並んで待つことに。
けれども、その後30分経っても誰も全く返ってこず。
それどころか、順番待ちの人たちばかりどんどん増えて通行の邪魔になりつつあったので、名前と連絡先とを書いてみんな一旦解散となりました。
結構行く人多いのね。
なかなかすんなりとは行かせてくれません。
ただ、あまり寒くなかったのが幸いで(むしろちょっと暑くて脱いだ)、お外でのんびり風に当たりながら海や動物を見て待てたのでまだよかったです。








そんなこんなで午前中に行った人たちがそのうち帰ってくるだろうとのんきに構えていたのですが、1時間経っても相変わらず誰も帰ってこないのです。
我々は待ち3組目。
1組も進んでいません。
ここからまた3組帰ってくるのを待たなければいけないのか…
時刻はすでに14時半。
ネイチャーセンターの閉館は16時。(通行許可証を返すリミット)
そして先端までは車で10〜15分+徒歩20〜30分。
行って帰ってくるだけで1時間はかかります。
この感じだともしかしたらちょっと厳しいのかもしれない。
遅くとも15時までに出発できなければ無理だな、と半ば諦めかけた悲しい気持ちを持ちつつ、先端側に念を送り続けました。笑
まさかここまで帰ってこないとは。
みんな…どうにか…早く…頼む…!




と、15時も近くなったときにようやく動きが。
向こうから帰ってくる車を逐一見ていたら、通行許可証を乗せた車が帰ってきた…!
っしゃ!まずは1組。
と思っていたら、1分おきくらいにもう2台帰って来たではありませんか。
我々の分もきた!
いい時間になってきたからか、帰ってくる車がトントンと増えました。
今ならギリ行ける…!
一気に気持ちが晴れて、夫が代表して受付前でスタンバイ。
ただ、最初に帰ってきた方が通行許可証を返す前にトイレに行ったり色々ぐじゃぐじゃとやっていたようで、その人にはだいぶ腹が立ちました。笑(シンプルにトイレに持ち入るのも衛生的にちょっと…)
そういうこともあり、受付の手続きも含めて許可証を受け取るまでにはまた少し時間がかかりましたが、なんとか無事にゲットです!


14:55、野付半島先端に向けて出発!
時間との勝負
ここからは時間との勝負です。
ネイチャーセンターを出発してからは先端に向けて一直線。
たとえ動物がいても、素敵な景色があっても、一度も止まることなくただひたすらに先に進みました。


通行禁止区域に入ると道は未舗装に。
雪解けした状態か、ぐちょぐちょでした。


しかし、慎重に進む余裕は我々にはありません。
きちんとベストルートを見極めつつ、ある程度までは速度も落としつつ、迷いなくぐんぐん進みました。
そして車で行ける限界のところに到着。
ここからは徒歩で頑張ります。


黙々と懸命にひたすら早歩き。
ただ、いうなればビーチの上を歩いているような区間も多々あり、気持ちとは裏腹に思ったようには前に進めませんでした。
なるべく地面が沈まないルート、最短に歩いていけるルートを選んで歩き、持久力と脚力と頭脳力と全てを試されているような気分です。笑
おまけにずっとハイペースで動き続けているし力も入るしでとにかく暑い。
快適な格好へと着替える時間すらないのが地味に辛かった…




歩みを進めるにつれて徐々に夫には離されていき、後半は孤独な戦いに。
普段は私のほうが歩くのが速い傾向があるのですが、彼の本気を初めて見たような気がします。笑


そのうち夫はゴール。(人だかりのところへ到着)
すぐにカメラを構えていました。
それを見て、「きっとあそこにユキホオジロがいるに違いない!」とまた少し元気をもらう私。
程なくして他の人々が帰り始めたので少し焦りましたが、「あとちょっと、あとちょっと」と自分を励ましながらひたすらに早歩きを頑張りました。
そうして入り口から休むことなく歩き続けることちょうど20分、私もようやくゴール!
そしてそこには…


ユキホオジロちゃんいた!!!
小さくてかわいらしくて、この便利なものが何もないただただ自然のだだっ広いところで逞しく生きているのがとっても愛おしかったです。
1羽だけしか見られませんでしたが、無事に会えて頑張った甲斐がありました。




数枚シャッターを切り、自分たちの記念自撮りをし、わずか2分ほどの滞在で急いで撤退!
休む間もなくまた早歩きタイム再開です。
帰り道にはこれから先端へと歩いていく方々と数組会いましたが、通行禁止区域の前から歩いてきてここから暗くなる中をまた歩いて帰るのでしょうか。
タフすぎます。


ひたすらに無心で歩き、駐車場まで戻ってくる頃には、我々よりも少し前に帰った方たちに追いつくことができました。
ちょっとは安心。
けれども、=16時に間に合うというわけではないので、まだまだ気は抜けません。
車のところに着くや否や即座に出発。
またまたでこぼこ道をひたすらに進みます。


道中には鹿さんがそれはもうたくさんいて、焦る気持ちの中にも少し癒やしのある時間でした。
ただ、もちろん止まる時間はないので、否応なしに飛ばし続けます。
それでもなんとか彼らを撮れないかと助手席で奮闘していたものの、少しずつ日が暮れ始めていたのもあり、ブレブレボヤボヤな写真しか撮れませんでした。笑
もっとゆっくり見たかったし撮りたかった…!
悔しい!








そうして無事にネイチャーセンターへと16時までに…
ごめんなさい、2、3分遅れました。
ミッション失敗。
申し訳ないです…
次に行くときは余裕をもって午前中から行かないとですね。
学びました。
時間に追われて、たくさん汗をかいて、短くも長くもあった時間はこれにて終了です。
久しぶりにしっかり運動したかも。
野付半島だけで1日いられる
なんとか許可証を返却できたことによりひとまずは落ち着き、あとはもう時間の制約はないので自分のペースで走ることができます。
ただ、暗くなり始めていたので、あまりゆっくりしていられないのも現実。
行きと同じ感じで、どうしても止まりたいというときだけ止まるスタイルでいきました。
そんなところで、キツネちゃんに道を阻まれる。笑


それを見かねて、その子を撮っていたのであろうお兄さんが優しく移動させてくれました。
野生動物が車の前に現れるのこの感じ、なんだかオーストラリアを思い出します。


私たちが唯一降車すると決めたのが、雄鹿さんたちがたくさんいたエリア。
ちょうど夕日と相まって素敵なロケーションになっていました。


私も夕日と雄鹿さんをいい感じに撮ろうと思ったのですが、望遠レンズではむしろ近くなりすぎてあまり上手く撮ることができなかったので、純粋に鹿さんを撮ることを楽しむほうにシフト。










すると、立派な角を持った雄鹿さんたちがバトルを開始。
あまり派手にはしませんでしたが、カチャカチャと角を合わせる音が響き、真剣に睨みを利かせながら一戦を交える様子は迫力がありました。


しばらくすると、それに触発されてか若鹿さん同士も。






むしろ若い子たちのほうが燃え上がっており、そこそこ長い時間バトルを繰り広げ、最後には2頭でそのまま遠くへと走り去っていきました。




最後にまた野生動物の強さを見たところで、そろそろ野付半島を後にすることに。
半島を出るまでは引き続き窓の外を眺めて、動物さんビューを楽しんで、いい1日の終わりになりました。








終始コミミズクも探しながら走っていましたが、残念ながら見つけることはできませんでした。
フクロウ系もいつか見られたらいいな。


今日のお宿は斜里町です。
またここからしばらくドライブ。
明日はどんな動物に出会えるかな。








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